2023 F1モナコ PU投入状況:計11台交換で新たに2台が降格リーチ

モンテカルロ市街地コースを周回するマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)、2023年5月26日F1モナコGP FP1Courtesy Of Red Bull Content Pool

国際自動車連盟(FIA)のF1テクニカル・デリゲートによる発表を元に、2023年F1第7戦モナコGPにおける各ドライバー毎のパワーユニット(PU)投入状況を以下にまとめる。本ページは必要に応じて随時アップデートされる。

アルピーヌとアルファロメオ勢を中心に以下の11台が新たなコンポーネントを開封した。いずれもグリッド降格ペナルティの対象外だが、エステバン・オコンとピエール・ガスリーはES(バッテリー)及びCE(コントロール・エレクトロニクス)が降格リーチの2基目に達した。

FP1開始前
Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
シャルル・ルクレール 3
カルロス・サインツ 3
エステバン・オコン 2 2
ピエール・ガスリー 2 2
ランド・ノリス 5
バルテリ・ボッタス 2 2 2 3
周冠宇 2 2 2 3
ケビン・マグヌッセン 2 3
ニコ・ヒュルケンベルグ 3
ニック・デ・フリース 3
ローガン・サージェント 4

モンテカルロ市街地コースはオーバーテイクが致命的に困難なコースだ。やむを得ぬ場合を除き、チームが交換ペナルティを選択する事はない。

なおギアボックスに関してはケビン・マグヌッセン(ハース)が3基目のGBX C&C(ケース及びカセット)およびGBX DL(駆動系、ギアチェンジ、補助コンポーネント)へと交換した。ギアボックスは年間4基まで使用する事ができる。

アゼルバイジャンGPを前に競技規定が改定された事で、V6ハイブリッド・ターボ導入10年目の今年はICE、ターボ、MGU-H、MGU-Kが各々年間4基まで使用できる事となった。CE、ESは各2基まで、そしてエキゾーストは年間8セットまでに使用が制限されており、超過した場合はグリッド降格ペナルティが科される。

F1モナコGP:パワーユニット投入状況

Team Driver ICE TC MGU-H MGU-K ES CE EX
レッドブル・ホンダRBPT M.フェルスタッペンVER 1 1 1 1 1 1 2
S.ペレスPER 1 1 1 1 3 3 2
フェラーリ C.ルクレールLEC 2 2 2 2 2 3 3
C.サインツSAI 2 2 2 2 2 2 3
メルセデス G.ラッセルRUS 2 2 2 2 2 2 3
L.ハミルトンHAM 2 2 2 2 2 2 3
アルピーヌ・ルノー E.オコンOCN 2 2 2 2 2 2 3
P.ガスリーGAS 2 2 2 2 2 2 3
マクラーレン・メルセデス O.ピアストリPIA 2 2 2 2 2 2 3
L.ノリスNOR 2 2 2 2 2 2 5
アルファロメオ・フェラーリ V.ボッタスBOT 2 2 2 2 1 1 3
周冠宇ZHO 2 2 2 2 1 1 3
アストンマーチン・メルセデス L.ストロールSTR 2 2 2 2 2 2 3
F.アロンソALO 2 2 2 2 1 1 3
ハース・フェラーリ K.マグヌッセンMAG 2 2 2 2 1 1 3
N.ヒュルケンベルグHUL 2 2 2 2 1 1 3
アルファタウリ・ホンダRBPT N.デ・フリースDEV 2 2 2 2 1 2 3
角田裕毅TSU 2 2 2 2 1 1 2
ウィリアムズ・メルセデス A.アルボンALB 2 2 2 2 2 2 3
L.サージャントSAR 2 2 2 2 1 1 4

F1モナコGP特集

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