ミック・シューマッハ、1周目にマゼピン交わすも順位交代で18位
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5月23日(日)に行われたF1第5戦モナコGP決勝を終えて、ハースF1チームのミック・シューマッハがレース内容と週末を振り返った。
予選欠場に伴い最後尾からスタートしたシューマッハは、オープニングラップでチームメイトのニキータ・マゼピンを交わしてみせたものの、その後ポジションを譲って後退し、最終18位でフィニッシュした。
チームオーダーの理由についてギュンター・シュタイナー代表は「燃圧ピックアップに関する問題が生じて、一時的にパワーがダウンしていたため」と説明した。
燃圧問題でマゼピンと順位後退
ミック・シューマッハ決勝: 18位, グリッド: 20番手
数ラップに渡ってマイナートラブルが出てしまい、残念ながら前を走るライバルとのタイム差が拡大してしまった。直ぐに問題を解決できなかったため、ニキータに譲らざるを得なかった。
でもその後は中団チームに匹敵するようなペースを刻めていたからニキータに追いつく事ができた。ポジションを入れ替える事はしなかったけど、それはそれで理解できる事だし問題ない。リードラップのマシンが後ろから次々やってきて、青旗が出続けているような状況だったしね。
全体的に今週末は多くを学べた。ポジティブな事もネガティブな事もあったけど、レースを続けている限り、そうやって学び続けるんだと思う。
5月23日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われた2021年F1第5戦モナコグランプリ決勝レースでは、2番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がモナコ初優勝を飾り、2位にカルロス・サインツ(フェラーリ)、3位にランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。