運に恵まれず状況に翻弄されたブレンドン・ハートレー「抽選に落ちた気分」
Published：
期待が大きかっただけに、予選Q1敗退はブレンドン・ハートレーにとって失望以外の何物でもなかった。ダブルQ3進出に向けて挑んだ5月26日(土)のF1モナコGP公式予選を16番手で終えたハートレーは「モナコでの予選は抽選のようだ」と述べ、クリーンなラップを得られなかった事を悔やんだ。
ハートレーはQ1最後のアタックの際、サン・デボーテでオーバーランしたシャルル・ルクレール（Sauber）の影響で黄旗に捕まった挙げ句、その後のトンネル内では前を行くフォース・インディアの幅寄せを喰らいスロットルを戻す事を強いられ、コンマ1秒差でQ2進出を逃した。
F1モナコGP予選を終えて
ブレンドン・ハートレー予選: 16位, FP3: 7位
Q1でノックアウトしてしまって本当にガッカリだよ。直前のフリー走行で7番手だった事を思えば尚更さ。マシンには本当に満足できていたのに。僕らは週末を通してずっと速さがあったけど、予選になってみるとマシンバランスに不安を感じたんだ。調査してみる必要があるね。
モナコでの予選はいつだって本当に厳しい。トラフィックやイエローフラッグといった要素を思えば、宝くじを引くような側面がある。予選での2回のアタックは、それによって台無しになってしまった。ここはオーバーテイクが難しいから、理想的とは言えない結果だよ。明日は厳しい戦いになると思うけど、僕らのマシンは良い感じだから、できるだけの事をやってみるよ！
モナコGPのポールポジションはダニエル・リカルド（Red Bull）、フロントローにはセバスチャン・ベッテル（Ferrari）が並ぶ結果となった。選手権リーダーのルイス・ハミルトン（Mercedes）は3番グリッドからの挽回を目指す。
シーズン6戦目となるF1モナコGP決勝レースは、日本時間5月27日(日)22時10分からモンテカルロ市街地コースで開催される。日曜は雲が多くなる事が予想されているものの依然として暖かくなる見込みで、晴れの予報が出ている。