ピエール・ガスリー「凄い速いカンガルーになった(笑」跳ね回るAT03に苦戦も一転 今季最上位グリッド
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スクーデリア・アルファタウリのピエール・ガスリーはFP3で16番手と苦戦しながらも、予選ではチームメイトの角田裕毅を上回る7番手タイムを刻み、自身及びチームとしての今季ベストグリッドを獲得した。
ガスリーはFP3でクルマのハンドリングに課題を抱え、ポーパシングの影響で「至る所でバウンシングが出ていて、まるでカンガルーみたいだ」と嘆いていたが、予選を終えてその事について問われると、午後は一転して「凄い速いカンガルーになったよ」と笑った。
めちゃくちゃ嬉しい
ピエール・ガスリー予選: 18位 1分29秒690 / FP3: 7位 1分31秒901
僕らにとっての今シーズンのベストリザルトだし、それをここ、マイアミで達成できてめちゃくちゃ嬉しい。
今朝はクルマのフィーリングがあまり良くなくて、かなり苦戦していたから、予選はどこまで行けるかあまり見当がつかなかったんだけど、肝心な時にまとめ上げて7番手を獲得することができた。
中団はそこかしこがコンマ数秒の差と、本当に拮抗しているけど、僕らは明日の決勝に向けてまずは良いスタートポジションを得る事ができた。これはこのサーキットで本当に重要な意味を持つ。
新しいサーキットだから未知の要素が多く、タイヤ戦略を検討する上でのデグラデーションのデータもあまり多くないし、オーバーテイクのチャンスがあるかどうかも分からないけど、僕としては楽しいレースになるんじゃないかと思ってる。
ポールポジションはシャルル・ルクレール、2番手にカルロス・サインツが続き、フェラーリが1-2体制を築いた。3番手にはマックス・フェルスタッペン、4番手にはセルジオ・ペレスと、レッドブル勢が2列目に並ぶ。
2022年 F1マイアミ・グランプリの決勝レースは、日本時間5月8日(日)28時30分にフォーメーション・ラップ開始を迎える。1周5,412mのマイアミ・インターナショナル・オートドロームを57周する事でチャンピオンシップを争う。