嘆くセルジオ・ペレス「かなり酷い」フェルスタッペンからコンマ5秒遅れの4番手

険しい表情を浮かべるセルジオ・ペレス(レッドブル)、2023年5月5日F1マイアミGPフリー走行Courtesy Of Red Bull Content Pool

5月6日(金)に行われたF1第5戦マイアミGP初日2回目のフリー走行を4番手で終えたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、自身の計測ラップは「かなり酷かった」として、満足していない様子をうかがわせた。

オープニング・セッションに至ってはトップ10圏外の11番手に留まった。ペレスは「特にFP1のグリップはインターとウエットとの間のようなコンディションで素晴らしいものとは言えなかった」と振り返った。

「この手の低グリップ路面から読み取るのは難しいけど、改善のためのマージンはほんの僅かだろうね」

僚友マックス・フェルスタッペンとの6点差でのタイトル争いを考えると、前戦アゼルバイジャンでのスプリントと決勝に続いてマイアミでも優勝を飾って勢いをつけたいところだが、チームメイトとのタイム差は0.489秒と非常に大きく、初日は完全に後手に回った。

「僕は最高と呼べるような初日を過ごした事がない。フライングラップはかなり酷かった。最終コーナーでロックしちゃってね。伸び代が大きいってことでもあるけど」とペレスは続ける。

「だから僕自身のドライビングも含めて今日はあまり上手くやれなかったし、まだまだやるべき事がたくさんある状態だ」

「ドライビングを改善して、もう少しクルマに対するフィーリングが良くなれば大丈夫だと思う」

「メカニカルバランスをいじって色々と試して見た結果、かなり多くを学んだけど、ロングランに関しては周回数がかなり限られてしまったため、あまり読み取れるものはないように思う」


2023年F1マイアミGPフリー走行2をトップで締め括ったのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。2番手にカルロス・サインツ、3番手にシャルル・ルクレールと、フェラーリ勢がこれに続いた。

3回目のフリー走行は日本時間5月7日(土)25時30分から、公式予選は同29時から1時間に渡ってマイアミ・インターナショナル・オートドロームで開催される。セッションの模様はDAZNフジテレビNEXTで生配信・生中継される。

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