ピアストリ、FP3最速も衝撃Q1敗退「酷いミス」一切言い訳せず
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最終プラクティスで最速を刻みながらも、10月26日のF1メキシコGP公式予選で衝撃的なQ1敗退を喫したオスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、一切、言い訳することなく自身の「酷いミス」が敗因と認めた。
Q1でピアストリは、ターン12のトラックリミットでラップ(1分17秒631)を抹消された挙げ句、最終ラップも振わず17番手に終わり、今季初のグランプリ予選Q1敗退を喫した。
クルマを降りたピアストリは、何度も深い溜め息をつきながらインタビューに応じ、「ターン12の縁石に乗り上げてコース外に出てしまい、それで終わってしまった」と説明した。
「あのラップは十分に速かったはずだから、あのミスが本当に悔やまれる」と続けた。
「約1秒を失ってしまった。痛恨だよ。確かにここは難しいサーキットだけど、今日の敗因はそれじゃなく、単に自分の酷いミスが原因だ」
最終ラップが振るわなかったことについては、「もう1度トライしたけど、タイヤが熱くなり過ぎてグリップが全くなかった」と語った。
2023年のメキシコGPでは、僚友ランド・ノリスが17番手からスタートし、5位でフィニッシュした。
ピアストリは、「クルマは本当に良いと思う」とした上で、「ランドが昨年、似たようなポジションからスタートしたから、彼がどうやって追い上げたかのをしっかり研究して、同じようにやってみたいと思う」と付け加えた。
2024年F1メキシコGP予選ではカルロス・サインツ(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手にランド・ノリス(マクラーレン)が続く結果となった。
決勝は日本時間10月27日(日)29時にフォーメーションラップが開始され、1周4,304mのエルマノス・ロドリゲス・サーキットを71周する事でチャンピオンシップを争う。レースの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。