ルノー、3番手連取で驚異の大躍進?「そんな訳はない」と声を揃えるサインツとヒュルケンベルグ

エルマノス・ロドリゲス・サーキットを走行するルノー・スポールF1マシン、F1メキシコGP 2018年10月26日copyright Renault

F1第19戦メキシコGP初日プラクティスに挑んだルノー・スポール勢は、カルロス・サインツが両セッションで3番手タイムを連取。ニコ・ヒュルケンベルグも4番手・5番手と上位をキープし、トップチームであるメルセデスやフェラーリを抑える驚きのタイムシートを刻んだ。

セッションを振り返ったサインツは「メキシコを走るのはホント毎回素晴らしい気分だよ。おまけに、今回はライバルよりも良いラップタイムが刻めてるんだから、より一層気分が良いよ」と満足感を示した一方で次のように述べ、慎重な姿勢を見せた。

「今日のタイムシートはちょっと誤解を招きかねないと思うんだ。フェラーリやメルセデスの姿がどこにもないんだ。オカシイでしょ。4日前のアメリカGPでは僕らよりも1周あたり2秒速いペースで走ってた連中だよ」

「明日もグリッド上で3番目のタイムを記録できるなんて思ってないよ。僕はいつも楽観的だし毎回ベストを尽くしてるつもりだけどさ。今日のメルセデスとフェラーリは問題を抱えてたんじゃないかと思う。ロングランでも苦労してたみたいだしね。後ろを付いて走ってたんだけど、何だが心地悪そうだったんだ」

ヒュルケンベルグもまた「バランスとフィーリングに関しては予想通り上手く機能していてマシンの感触は良かったよ。金曜日にこんなにも速さを示せるなんてうれしい驚きだ」と語りつつも、サインツと同様に過度な期待は禁物だと釘を刺す。

「メルセデスとフェラーリに太刀打ち出来るとか勝てるなんて思っちゃいないよ。だって毎回、僕らよりも圧倒的に速いんだから。どうして彼らが今日ペースを失ってたのかは僕には分からないけど、明日になればハッキリするだろうね」

F1メキシコGP特集

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