メルセデスAMG、eスポーツ・プログラムを発足。10月のF1公式大会に向けて本格始動

メルセデスAMGペトロナス・Eスポーツチームcopyright Mercedes AMG

メルセデスAMGペトロナス・モータースポーツは8月7日、10月に開幕する2018年F1公式eスポーツシリーズを前に自チームを結成した事を明らかにした。F1 eスポーツの初代王者ブレンドン・リー(イギリス)をはじめ、ハリー・ジャックス(イギリス)、パトリック・クルティ(ポーランド)、ダニ・ベレズネイ(ハンガリー)の計4名のプロゲーマーを起用する。

コードマスターズが開発を手がけるF1公式ゲーム「F1 2018」を使ったF1 eスポーツシリーズは、10月から11月にかけて開催され、フェラーリを除く全9チームが参戦。チーム及びドライバー別の世界チャンピオンを決める戦いが行われる。同シリーズは、eスポーツ運営会社のGfinityの協力のもと、昨年にスタートした。

メルセデスeスポーツチームはF1と同じく英国ブラックリーを拠点とし、F1マシン用のドライバー・イン・ループ・シミュレーターが設置されているのと同じ建物内に設備一式を用意。4名のゲーマーはルイス・ハミルトンやバルテリ・ボッタスと同じ様に、チームが用意する専門的な栄養・フィジカルトレーニングなどを受けることが出来る。

リバティ・メディア買収後のF1は、若手ファン層の取り込みの一環として独自のeスポーツシリーズを発足。開催初年度の昨年の実績を手に、今年は各チームに参加を要請し、スクーデリア・フェラーリ以外の全てのチームがこれに応えた。

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