マクラーレンF1、ピットレーン規定違反で処罰「潜在的に危険な状況を生み出した」とスチュワード
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ピットレーンを「潜在的に危険」な状況にしたとして、F1アゼルバイジャンGPのスチュワードは2024年9月15日の決勝レースを経て、マクラーレンF1チームに5,000ユーロ(約78万円)の罰金を科す決定を下した。
聴取ならびに映像調査を終えたスチュワードは、「他のチームがピットストップを行っている最中にマクラーレンは、ピットレーンにチームメンバーと機材を配置し、潜在的に危険な状況を生み出した」として、F1競技規則第34条14項違反があったと結論付けた。
情報筋によると、マクラーレンのメンバーがあまりにも早くパルクフェルメに向かったことが問題視されたようだ。
この日のレースでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリがシャルル・ルクレール(フェラーリ)を抑えて今季2勝目を挙げた。チームメイトのランド・ノリスは15番グリッドから大逆転の4位入賞を果たした。
その結果、マクラーレンはレッドブルを逆転し、2014年のオーストラリアGP以来、10年ぶりにコンストラクターズ選手権首位に躍り出た。