F1フランスGP:マクラーレン、夜間禁止令破り…ダニエル・リカルド車に問題か
Published:
マクラーレンF1チームはカーフュー(深夜作業禁止令)を破ってサーキットに留まり、F1第7戦フランスGPの2日目に向けてMCL35Mの作業に取り組んだ。
FIAテクニカルデリゲートのジョー・バウアーは、マクラーレンのメカニックがFP3開始予定時刻の12時間半前から3時間前の計9時間半に渡ってポール・リカール・サーキットの敷地内にいた事をスチュワードに報告した。
レギュレーションでは夜間の作業を禁じているが、1シーズンに2度の例外が認められている。マクラーレンがカーフューを破ったのは今季初であるため、今回の件で罰則が科される事はない。
マクラーレンによると、初日の夜にダニエル・リカルドのギアボックスを検査した際、センサーに問題があった事が確認されたという事で、恐らくはその件の修復作業がカーフュー破りの理由と考えられる。
なおセンサー異常に関してはFP3開始の段階で全て解決済みとの事で、リカルドは予選前最後のプラクティスで10番手タイムを記録。6番手に付けたチームメイトのランド・ノリスから0.4秒遅れでクルマを降りている。