マクラーレン、新たなスポンサーを獲得…北欧のチョコレート飲料「Huski」とのパートナーシップを発表

マクラーレンのロゴが入ったHUSKI CHOCOLATE

F1に参戦するマクラーレン・レーシングは5日、スウェーデンに本拠地を置くチョコレート飲料ブランド「Huski Chocolate」との新しいパートナーシップ契約を発表。新しいスポンサーを獲得した事を明らかにした。

この契約合意によってマクラーレンの2019年型F1マシン「MCL34」のリアウィングと、ランド・ノリスとカルロス・サインツのレーシングスーツ、そしてクルーが着るチームウェアにHuskiのロゴが掲載される事になる。更に、英国ウォーキングのマクラーレン・テクノロジーセンターやパドックで今後、同商品が振る舞われる。

マクラーレンと「チョコ」で記憶に新しいのは昨年の”フレッド・ゲート”。チームスタッフが、過酷な仕事の対価として給与ではなくチョコレートが支給されていると告発したあの一件だ。支給されたチョコ菓子は、イギリスで人気の「フレッド=Freddo」というカエルの形をしたチョコレートバーであった事から、このように名付けられた。

「Huski Chocolateが我々のチームに加わる事に嬉しく思う」とザク・ブラウンCEO。「野心的なプランと共に、彼らをF1というグローバルスポーツに導く役割ができる事は本当に誇らしい」

Huskiのフレドリック・ボン・エッセン会長は「英国のチーム本部で彼らと顔を合わせた後、我々のユニークかつ斬新なコールドチョコレート飲料を世界的にプロモーションする上で、マクラーレンはうってつけのパートナーであると確信した」と述べた。

ホンダとのパワーユニット契約を解消した事で財務状況が悪化し、株主からの追加投資に頼ることとなったマクラーレンは、スポンサー獲得に強い意欲を示しており、先月末にイホス・デ・リベラ社が製造するピルスナービールのブランド「エストレージャ・ガリシア」とのスポンサーシップを発表したばかりであった。

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