英国GPで大クラッシュのマックス・フェルスタッペン、搬送先病院から無事に退院…心配するファンに感謝
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F1イギリスGP決勝レースでのルイス・ハミルトンとの1周目の事故から7時間、精密検査のために地元病院に搬送されていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が退院を報告した。
51Gもの衝撃を受けたフェルスタッペンは事故直後、痛々しくも何とか自力でメディカルカーへと向かい、シルバーストン・サーキットの敷地内にあるメディカルセンターでの検査を経て、念の為にヘリコプターで地元病院へと向かい更なる検査を受けていた。
Cleared from the hospital after all the checks were ok. Thank you to everyone for all the nice messages and best wishes 🙏🏻 pic.twitter.com/zBlfbQ8uh4
— Max Verstappen (@Max33Verstappen) July 18, 2021
衝撃のシーンから7時間程を経てフェルスタッペンは、ソーシャルメディアに「みんな、素敵なメッセージをありがとう」とのメッセージを添えて父ヨスとのツーショット写真をアップ。検査結果が全て良好であったために無事に退院した事を報告した。
なおレッドブル・ホンダは、搬送先がコベントリー病院であった事を明かし、英国現地日曜22時にフェルスタッペンが退院したと説明。「素晴らしいケアを提供してくれたコースサイドのマーシャルとシルバーストーン及びコベントリー病院の医療スタッフに感謝したい」との声明を発表した。
なおこれに先立ってフェルスタッペンは病院内から次のコメントをSNSに上げ、事故発生の際にハミルトンが見せた動きは「危険」なものであり、相手をリタイヤに追いやっておきながら勝利を祝うのは「スポーツマンシップに反する無礼な行為」だと痛烈に非難していた。
「まず最初に無事を伝えたい。何事もなくて良かった。51Gというかなりの衝撃を受けたけど、体調は徐々に良くなっている」
「こういう形でレースから脱落してしまった事は本当に残念だ。あのペナルティは僕らにとっては何の意味もないし、あれはコース上でのルイスの危険な動きを正当に評価してはいない」
「僕が病院にいる一方でレース後に祝賀セレモニーが行われた。スポーツマンシップに反する無礼な行為だ」
「でも僕らは前に進む」