角田裕毅を巡る対立、クビと闘争…疑惑について口を開くヘルムート・マルコ

レッドブル・リンクのパドックを歩くレッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ、2023年7月1日(土) FIA F1世界選手権オーストリアGPCourtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅を巡る対立を含めたチーム内権力闘争の疑惑について、レッドブル・レーシングのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコが口を開いた。一部を否定する一方、一部は否定しなかった。

ブラジルの大手日刊紙「グローボ」は先週末、レッドブル創設者のディートリッヒ・マテシッツの死後、チーム代表のクリスチャン・ホーナーがアルファタウリを含めたF1チームの運営全体を自身の管理下に置くべく、マルコの解任を企てていると伝えた。

報道によると今週予定されている同社の取締役会では、マルコの去就についての何らかの決定が下される見通しで、80歳のオーストリア人ディレクターはレッドブルがF1に参戦した2005年以来初めて、チーム内での職を失うリスクに晒されているという。

しかしながらマルコは母国オーストリア「OE24」とのインタビューの中で「今週、首脳会談の予定はない。私は来年末まで契約を結んでいる。いつ、どのようにやめるかは私が決めることで、例えばホーナー氏が決めることではない」と否定した。

ただし権力闘争の疑惑については、マテシッツ死後に「全てが変わってしまった」として、誰もが自らの立ち位置を「再定義しようとしている」と述べ、否定しなかった。

グローボの報道によるとホーナーは、ホンダから1,000万ドル(約14億9,566万円)の収益が得られるにも関わらず角田裕毅の解雇を望んでいるとされる。一方のマルコは、2025年末までの事実上のパワーユニット・サプライヤーであるホンダとの摩擦を避けるべく、これを阻止する立場に立っていると伝えられている。

角田裕毅を巡る対立の真相について問われたマルコは「憶測に過ぎない」と退け、また、次戦アメリカGPを含めた今季残り5戦でセルジオ・ペレスがドライバーズランキング2位を維持できなかった場合、レッドブルは2024年にダニエル・リカルドを起用するとの報道についても「最後通告などない」などと否定した。

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