F1オーストリアGPスプリントのグリッド:フェラーリ不手際でルクレール降格
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オスカー・ピアストリ(マクラーレン)の走行を妨害したとしてF1オーストリアGPのスチュワードは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)に3グリッド降格ペナルティを科す裁定を下した。
7月1日(土)にレッドブル・リンクで行われたSQ1でルクレールは、ターン9のイン側をスロー走行。プッシュラップに取り組んでいた後方ピアストリを「不必要に妨害」したと見なされた。
ピアストリは公聴会の中で、ルクレールの存在によりブレーキングを余儀なくされ、前のラップより約45km/h速度が低下したと主張した。ミニセクター上で約0.5秒のタイムロスがあった事が確認された。
ルクレールはチームから適切な警告を受けていなかった。スチュワードによるとターン4に差し掛かった歳の「6秒後方にピアストリがいる」が最後の無線連絡だった。チームは不手際があった事を認めた。
スチュワードは「今回の事態はドライバーの完全な過失ではなく、チームのコミュニケーション不足が大きな要因であった」と認めたが、同時にこの状況を回避できた可能性がある事に「疑いの余地はない」として、F1競技規則第37条5項への違反があったと認定した。
この結果、ルクレールは100kmのスプリントに向けた予選を6番手で通過したものの、ペナルティの適用によりアストンマーチンのフェルナンド・アロンソとランス・ストロール、アルピーヌのエステバン・オコンに次ぐ9番手に後退した。
Pos | Driver | Team | Qualifying |
---|---|---|---|
1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1(-) |
2 | S.ペレス | レッドブル | 2(-) |
3 | L.ノリス | マクラーレン | 3(-) |
4 | N.ヒュルケンベルグ | ハース | 4(-) |
5 | C.サインツ | フェラーリ | 5(-) |
6 | F.アロンソ | アストンマーチン | 7(+1) |
7 | L.ストロール | アストンマーチン | 8(+1) |
8 | E.オコン | アルピーヌ | 9(+1) |
9 | C.ルクレール | フェラーリ | 6(-3) |
10 | K.マグヌッセン | ハース | 10(-) |
11 | A.アルボン | ウィリアムズ | 11(-) |
12 | P.ガスリー | アルピーヌ | 12(-) |
13 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 13(-) |
14 | N.デ・フリース | アルファタウリ | 14(-) |
15 | G.ラッセル | メルセデス | 15(-) |
16 | 周冠宇 | アルファロメオ | 16(-) |
17 | O.ピアストリ | マクラーレン | 17(-) |
18 | L.ハミルトン | メルセデス | 18(-) |
19 | V.ボッタス | アルファロメオ | 19(-) |
20 | L.サージャント | ウィリアムズ | 20(-) |