野田樹潤、DHLフォーミュラEアンバサダーに就任…東京E-Prix開催に先立ち
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日本初となるFIAフォーミュラE世界選手権東京大会の開催に向けてドイツの国際輸送大手、DHLは、元F1ドライバーの野田英樹を父に持つJujuこと、野田樹潤のアンバサダー就任を発表した。
公式ロジスティクスパートナーとして2014年の創設以来、フォーミュラEのレースをサポートし続けてきたDHLは、史上最年少となる18歳で今年、国内トップフォーミュラ・デビューを果たした女性ドライバー、野田樹潤と共に3月29日に開幕する東京E-Prixの盛り上げに尽力する。
27日(水)に都内で行われた記者説明会で野田樹潤は、「このたび、F1、フォーミュラE、インディーカーなどのトップカテゴリーを支えるDHLのアンバサダーとして、東京e Prixのイベントに参加する運びとなりました」と語った。
「大変光栄に思っていますし、DHLのアンバサダーとしてこのイベントに携わり、1人でも多くの人達に喜んでいただけるような活動に取り組んで参りたいと思います。そしていつかDHLのカラーリングを纏ったレーシングカーを駆って、レースに参戦できたら夢のようだと思っています」
DHLジャパン株式会社のトニー・カーン代表取締役社長は「フォーミュラEのレース運営の根幹に関わるロジスティクスを支援すると共に、日本初開催となる大会の盛り上げを強力にバックアップしていく」と述べ、また、DHLサプライチェーン株式会社のジェローム・ジレ代表取締役社長は、「世界一を目指し挑戦し続ける野田選手の努力と才能は、サポーターのみならず、我々DHLにとっても大きな励みになる」と付け加えた。
今季のフォーミュラEは、東京での初開催を含む世界10都市で開催される16のレースで構成される。
DHLはレースカー、バッテリー、充電ユニット、放送機材、マーケティングやホスピタリティに関する資材など、1レースあたり400トンに上る貨物の輸送を担っている。
同社は2050年までに二酸化炭素排出量ネット・ゼロの達成を目指すとする「ミッション2050」の一環として、バイオ燃料の使用に焦点を当て、また、海上輸送と陸上輸送の両方を含む複合一貫輸送ソリューションを活用するなどして、フォーミュラEの物流効率を最大化してきた。