臨機応変のドライブ、角田裕毅は結果に値する…見事なレース運びを称賛するRB首脳陣
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鈴鹿での今季2戦連続となるポイント獲得を決定づけたのは紛れもなくピットクルーの迅速なタイヤ交換だが、それは角田裕毅のパフォーマンスを過小評価するものではない。
4月7日(日)に行われたF1第4戦日本GP決勝を終えてRBのテクニカル・ディレクターを務めるジョディ・エギントンは「今日のレースは終始、最終ポイントを争う大接戦となったが、チームの努力のおかげで中団トップでフィニッシュすることができた」と振り返った。
「ユーキは素晴らしい走りを見せてくれた。必要に応じてタイヤを上手くマネジメントし、ギャップを保つ事が必要な局面では良いペースを見せてくれた」
「現場にいるメンバー、そしてファエンツァとビスターにいる誰もが懸命に働き続けている中、今日の結果は、パッケージとチームを推進し発展させ続けるための更なるエネルギーをもたらしてくれるだろう。次のレースが楽しみだ」
チーム代表を務めるローラン・メキーズもまた、角田裕毅の熟練の走りを高く評価した。
「今日はチームにとって素晴らしい結果になった」とメキーズは語る。
「ユーキは母国のファンの前でタイヤを上手くマネジメントし、ここぞという時にはハードにプッシュするなど、レースをコントロールする素晴らしい走りを見せた」
「オーバーテイクも素晴らしかったし、週末を通して一つもミスがなかった。今日の素晴らしい結果は彼にふさわしい」
「決定的な意味を持つ事になった重圧下でのピットストップや多くの難しい判断を含めて、チームは今週末、パッケージから最大限のものを引き出すという点で本当に上手くやってくれた」
「チャンピオンシップ上では僅か1ポイントに過ぎないが、特に上位5チームのマシンが全て完走したレースであった事を踏まえると、非常に重要なポイントだと言える」
「ファエンツァ、ビスター、そして我々のパートナーであるホンダに心から感謝したい」
「2週間後の中国でのスプリントレースは、これまでとは全く異なるチャレンジとなる」
「ミッドフィールドでトップを維持するためには、あらゆる分野で激しくプッシュし続けなければならない」
2024年F1第4戦日本GPでは、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が今季3勝目を上げた。
上海インターナショナル・サーキットを舞台とする次戦中国GPは4月19日のフリー走行1で幕を開ける。