角田裕毅、夢の鈴鹿F1デビュー「本当に感無量で最高の気分」

大湯都史樹と角田裕毅(アルファタウリ)、2022年10月7日F1日本GPCourtesy Of Red Bull Content Pool

スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅が10月7日(金)に行われたF1第18戦日本GPの初日プラクティスを振り返った。

この日は生憎の雨。角田裕毅は鈴鹿でのF1初走行となったFP1で16周を走行して19番手を刻むと、FP2では全車最多27ラップを走り込み、14番手で初日を終えた。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

フルウェット・タイヤを履いて初の母国セッションに向かう角田裕毅(アルファタウリ)、2022年10月7日F1日本GP 鈴鹿サーキットにて

本当に感無量で最高の気分

角田裕毅
FP2: 14位 / 1分45秒257
FP2: 19位 / 1分46秒192

本当に素晴らしい経験でした。夢が叶いました。FP1で最初にガレージを出た時は本当に感情的になってしまいました。特にターン2に入った時は、前回ここでファンとして見ていたこともあって本当に感無量でした。

ドライビング中はそういったことに気を取られないようにしていたのですが、クルマから飛び降りた瞬間にアドレナリンが溢れ出して最高の気分でした。

ここで走るのはF4時代以来ですが、アウトラップでさえ、これまでの鈴鹿で走ったラップよりも速かったように思います。

雨でコンディションがあまり良くなかったので、クルマのスイートスポットを見つけるのが難しかったです。コースは時にすぐに乾く事もあれば、雨が激しく降る時もある状況でした。

今日は一日を通してできる限り大量のデータを収集しました。天候が許す限り、ラップごとにペースを上げていきましたが、まだやるべきことが幾つか残っています。

明日は晴れそうなので、僕にとってはまた、新しい経験となります。あまり走り込めていない状況で予選に臨まなければならないため厳しいですが、ここで新車を走らせるという点ではみんな同じなので、何ができるか検討していきたいと思います。


2022年F1日本GPのFP2では、ジョージ・ラッセルが最速をマーク。これにルイス・ハミルトンが続いた事でメルセデスが初日をトップで締め括った。3番手にはコンマ8秒遅れでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。

2022年F1日本グランプリ3回目のフリー走行は10月8日(土)12時から、公式予選は同15時から1時間に渡って鈴鹿サーキットで開催される。

F1日本GP特集

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