イタリアGP:ホンダF1、レッドブルとトロロッソへのSpec4エンジン投入を正式発表

ホンダF1の田辺豊治テクニカルディレクターと副テクニカルディレクターを務める本橋正充copyright Honda

ホンダF1は9月6日に開幕を迎えるF1第14戦イタリアGPで、マックス・フェルスタッペン(Red Bull)とピエール・ガスリー(Toro Rosso)の2台に、最新型のスペック4パワーユニットを投入する事を正式に発表した。

田辺豊治テクニカル・ディレクターはモンツァ・サーキットでの週末に先立って「今回はスペック4をフェルスタッペン選手とガスリー選手に投入します」と語った。二人は既に規約で定められた年間使用上限基数に達するエンジンを使用しているため、8日の決勝レースでは降格処分を受ける事になる。

田辺豊治TDは「2人ともそれによるペナルティーで後方からのスタートになりますが、力強いレースを期待しています」と述べ、最後尾からの巻き返しを狙う事を誓った。

「我々ホンダとしては、先日のベルギーGPで収集した(スペック4に関する)データを分析して、セッティングを煮詰めていく予定です。スペック4のパフォーマンスを最大限引き出し、スパでの3台入賞という良い勢いを維持しながら、素晴らしいレースができればと思います」

欧州ラウンドの終わりを告げるF1イタリアGPは、Scuderia Toro Rossoにとってのホームレース。地元ファンは非常に情熱的で、例年温かくも厳しくチームをサポートする。モンツァについて田辺TDは「モンツァ・サーキットは、ベルギーGPの舞台となったスパ・フランコルシャンと同じく、長い歴史を持つとともに、高速サーキットして知られています」と述べた。超高速のトラック特性に合わせたパワーユニットの調整が重要となる。

ホンダは前戦ベルギーGPで先行して、アレックス・アルボンとダニール・クビアトにスペック4を投入しているが、予選以降はクビアトのみがスペック4を使い、アルボンの方は旧型のスペック2へロールバックしていた。

昨年のグランプリでは、ピエール・ガスリーが予選9番手を獲得するも、レースではペース不足に苦しみ、接触の影響もあってポイント獲得には至らなかった。


イタリアGPの戦いの舞台となるのは超高速のモンツァ・サーキット。全長5.793kmのコースには4本のロングストレートが存在し、エンジン全開率は80%を超え、最高速は362.5km/h、平均速度は243km/hにも達する。

昨年のグランプリでは、フェラーリのキミ・ライコネンがポールポジションを獲得するも、メルセデスがピット戦略でブラフをかけ、予選3番グリッドのルイス・ハミルトンが逆転優勝を果たした。

F1イタリアGPは、日本時間9月6日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。

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