ピエール・ガスリー、母国フランスのサッカークラブに出資…FCベルサイユの共同オーナーに
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アルピーヌF1チームのピエール・ガスリーが母国フランスのサッカークラブ、FCベルサイユに出資したと、クラブが欧州現地3月18日(月)に明らかにした。株式保有比率は不明。
FCベルサイユは2年前に昇格を果たし、現在は3部リーグで10位につけている。財政難に陥ったクラブを昨年、引き継いだ実業家のアレクサンドル・ミュリエとクラブのCEOを務めるファビアン・ラザールとともに、ガスリーは共同株主としてクラブに加わる。
パリ・サンジェルマンFCの大ファンであるガスリーは「プロサッカーに関わりたいとずっと思っていたから、FCベルサイユに携われる事になって嬉しい」と述べ、クラブの「長期的な発展」に向けて尽力していく意向を示した。
ミュリエは「我々の協力関係は実り多いものになると確信している。あらゆる目標を達成していくうえで、長年に渡るF1ファンとして私はピエールがそばにいてくれることを幸運に思う」 と述べた。
F1では2022年、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)チーム、デンバー・ブロンコスの共同オーナーグループに加わった。
カルロス・サインツ(フェラーリ)とランド・ノリス(マクラーレン)はスポーツ関連ファンド、APEXキャピタルに出資しており、アレックス・アルボン(ウィリアムズ)はそのAPEXキャピタルと共に今年1月、タイガー・ウッズとローリー・マキロイが設立したゴルフリーグ、TGLに参戦するサンフランシスコのチームに投資した。