ロバート・クビサ、8年ぶりのF1テスト復帰果たしたハンガロリンクでアルファロメオC41をドライブ
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アルファロメオ・レーシング(Alfa Romeo Racing)のリザーブ兼開発ドライバーを務めるロバート・クビサは、7月30日に行われるF1第11戦ハンガリーGPのフリー走行1でキミ・ライコネンに代わってC41をドライブする。
ブタペストの低速コースは36歳のポーランド人ドライバーにとって思い出深い場所だ。ラリー競技中の事故によってシングルシーター生命を絶たれた後、クビサはルノーの協力を得て2017年に8年ぶりとなる公式テストに参加。ハンガロリンクでF1マシンのステアリングを握った。
新世代シャシーが導入される2022年シーズンに向けて開発を後押ししてセットアップ作業を支援すべく、クビサは既にスペインとオーストリアのフリー走行でもC41を走らせている。
チーム代表のフレデリック・バスールはクビサのフィードバックについて「クルマをセットアップする上で非常に有益」であり、シーズン後半戦においても「パッケージから性能を引き出す上で大いに貢献してくれるものと確信している」と語った。
当のクビサは「マシンに戻るのは何時だって素晴らしい事だけどブダペストでは尚更だ。カレンダーの中でポーランドに一番近いからね」と語る。
「スタンドにはいつも多くのポーランド人ファンが応援に来てくれているし、金曜日にガレージから出る際も、たくさんの旗が僕を迎えてくれる事と思う」
「もちろん、一旦マシンに乗り込んだらチームのために全力で仕事に取り組み、エンジニアのセットアップを手助けする事に集中するつもりだ。中団争いは本当に激しいから僅かでも改善を続けていく事が大切なんだ」
F1ハンガリーGPは、日本時間7月30日(金)18時30分からのフリー走行1で幕を開ける。