FIA、ヒュルケンベルグの走行を問題視…F1イタリアGP予選での走行を審議
Published:
F1イタリアGPのレーススチュワードは、予選Q3でのルノーのニコ・ヒュルケンベルグの走行を問題視。現在審議を行っている。ヒュルケンベルグは6番手で予選を終えた。
Q3での最終アタックの際に、図らずも先頭でコースインしたヒュルケンベルグはアウトラップの際に、ポジションを落とそうと限界まで減速したが、後続もこれにあわせて減速。その後ターン1に向かった際に、コーナーを通過せずにそのまま直進した。
スチュワードは審議の理由として「カーナンバー27号車は正当な理由なくトラックを離れたため」と説明。現在ヒュルケンベルグ本人とチーム代表者が招集され、詳しい状況の聴取が行われた。
スチュワードはその後「不必要に減速した」として、マクラーレンのカルロス・サインツとレーシングポイントのランス・ストロールを招集。3名への審議を進めたが、叱責処分とする事とし、ペナルティを科さない事を発表した。