ホンダ、高橋国光氏の追悼展示をウエルカムプラザ青山にて3月19日より開催
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日本モータースポーツ界のレジェンド、高橋国光氏が3月16日(水)に82歳で亡くなった事を受け、ホンダはウエルカムプラザ青山で3月19日(土)~4月3日(日)に追悼展示を行う。
高橋国光氏は1960年にホンダのワークス・ライダーとして2輪世界グランプリでデビューを果たし、翌年の西ドイツGPで初優勝を飾った。これはホンダにとっての世界GP250ccクラスでの初優勝と言うだけでなく、二輪・四輪双方の世界選手権において日本人初の快挙となった。
ホンダとの関係は4輪転向以降も続き、1995年には初代ホンダNSXをベースとしたマシンでル・マン24時間レースのGT2クラスに参戦。土屋圭市氏・飯田章氏とのトリオで優勝を果たした。
2000年以降は自身が率いる「チーム国光」の監督としての活動に専念し、歴代NSX-GTやHSV-010 GTで国内のGTカテゴリーのレースに参戦。2018年と2020年にはSUPER GT GT500クラスでシリーズタイトルを獲得した。
展示されるのは1961年に日本人初優勝の歴史を紡いだRC162と、1995年にル・マン耐久レースでクラス優勝を果たしたNSX GT2、そして2018年にSUPER GTシリーズGT500クラスを制覇したNSX-GTの3台だ。
期間中は13~18時となる3月24日(木)を除いて朝10時から18時まで開館する。