ホンダF1、開幕オーストラリアGPのパブリック・ビューイング中止を決定…新型ウイルスの拡大受け
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本田技研工業は、3月15日(日)に東京青山の「Honda ウエルカムプラザ」にて実施を予定していた、FIA-F1世界選手権開幕オーストラリアGPのパブリック・ビューイングを中止すると発表した。
これは中国武漢を発祥とする新型コロナウイルスの感染拡大を受けたもので、ホンダは「慎重に検討を重ねました結果、お客様・関係者の皆様の安全・安心面を最優先に考慮し、今年度は実施を見送ることを決定いたしました」と発表した。
同じ日に総理大臣官邸で行われた新型コロナウイルス対策本部では、今後2週間以内に予定されている大規模なイベントなどについて、安倍総理大臣が中止あるいは延期を要請する考えを示している。
ホンダは、3月7・8日に予定していたトヨタ自動車及び株式会社モビリティランドとの共催イベント「モースポフェス2020 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~」に関しても、ウイルスの流行拡大を受けて中止する事を決定しており、影響が広がっている。
現時点でF1側は、先に開催中止が決定した中国GP以外のイベントについては予定通り実施するとしているが、全世界的に感染が拡大する中、各国が入国制限を押し進めている事もあり、オーストラリアGPの開催そのものも懸念される状況となりつつある。