ルイス・ハミルトン、アブダビGPでF1に復帰…コロナウイルス検査で陰性
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染して自己隔離中であったルイス・ハミルトンが、12月12~14日の最終第17戦アブダビGPでF1に復帰する事が決まった。
国際自動車連盟(FIA)とF1、そして所属先のメルセデスAMGは開幕を翌日に控えた10日(木)の夜、バーレーンでの10日間の自己隔離期間を終えたハミルトンが陰性を示した事からアブダビへと飛び、F1パドックへの入場に際して行われた検査でも同様に陰性が確認されたと発表した。
これによりハミルトンは、ヤス・マリーナ・サーキットでの週末で再びW11のステアリングを握る事となり、ジョージ・ラッセルはウィリアムズへと戻り、ジャック・エイトケンはリザーブドライバーとしての職務に復帰する。
ハミルトンの状況が不透明であった事から、ラッセルとエイトケンはそれぞれメルセデスとウィリアムズと共にメディアセッションを始めとするレース前の準備に取り組んでいた。
ハミルトンは第16戦バーレーンGPへの渡航前に感染者と接触。勝利を飾ったレース翌日に陽性反応が確認された事から、アウタートラックで開催された前戦サクヒールGPを欠場していた。ただしハミルトンは2週間前のトルコGPで既にタイトルを獲得しているため、チャンピオンシップへの影響はなかった。
チームに2戦ぶりにチームに合流したハミルトンは、過去5回の優勝経験を持つヤス・マリーナ・サーキットで今季12勝目を目指す事になる。