動画:F1ドイツGP《予選》ハイライト / ポール最有力のフェラーリ2台を襲った悲劇

2019年F1世界選手権ドイツGP予選ハイライト動画

フォーミュラ1公式Youtubeアカウントが、27日土曜に行われた2019年第11戦ドイツGP予選セッションの模様を収めた5分25秒のハイライト動画を公開した。降雨が懸念されたものの、1時間のセッション中に雨が降ることはなかったが、フェラーリ陣営は涙に濡れた。

「エンジンに問題発生だ…パワーを失った」予選Q1では、母国凱旋レースのセバスチャン・ベッテルをエンジントラブルが襲った。FIAのテクニカルデリゲート立ち会いのもと、ガレージ内で修復作業が行われたが、時間内に復旧させることは出来ず、ベッテルは地元ファンの前でノータイム20番手最下位に終わった。

チームは予選後、ターボチャージャーへのエアフローに問題があった事を公表した。2017年マレーシアGP以来のQ1敗退であった。

70秒サーキット故に、コース内外で熾烈なサバイバルバトルが展開された。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトとハースのロマン・グロージャンがピットレーンでニアミス。あわや接触かという場面もみられた。アレックス・アルボンはランド・ノリスに前を塞がれタイムロス。17番手でQ1敗退を喫した。

ベッテルに続き、Q3ではシャルル・ルクレールに悲劇が襲いかかった。ライバル勢が続々1セット目のアタックを終える中、一度もコースに出ることなくマシンを降りた。まさにディザスター。燃料システム絡みのトラブルであった。

ポール有力候補2名が脱落した結果、チームがタイトルスポンサーを務める母国レースでルイス・ハミルトンが最速。キャリア通算87回目のポールポジションを手にした。

予選結果とセッションの詳しい経緯については、2019年F1ドイツGP予選ダイジェストを参照されたい。

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