フジテレビNEXT、セナプロ決戦含む1989~91年の鈴鹿F1日本GPを一挙再放送

1990年のマクラーレンMP4/5Bをドライブするマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナCourtesy Of McLaren

オフシーズンの名物「F1 LEGENDS」が第17戦アメリカGPを前に放送される。2021年シーズンのF1中継を担当するフジテレビNEXTは、10月17日(日)の16時30分より4時間半に渡って、鈴鹿F1史に燦然と輝く1989~91年の3レースを一挙再放送する。

1989年はマクラーレン・ホンダMP4/5が支配的な強さを発揮し、ドライバーズ・チャンピオンシップ争いはアラン・プロストとアイルトン・セナのチームメイト対決に絞られた。

プロストはポイントリーダーという立場で日本GPに臨んだ。優勝を逃せば翌最終オーストラリアGPを待たずにチームメイトに王座を許すという状況の中、セナはコースレコードと共に予選ポールポジションを獲得するも、決勝は後味の悪い結末を迎える。

続く1990年も2人の選手権争いは最終盤にまでもつれ込んだ。ただしプロストがフェラーリへと移籍したため、ライバルチーム同士としての争いとなった。鈴鹿は全16戦中の第15戦として開催された。

セナは再びポールタイムを刻み、プロストをコンマ2秒差で2番グリッドに退けた。決勝のオープニングラップにはまたも劇的な光景が広がった。

中嶋悟にとっての鈴鹿F1ラストランとなった1991年の日本GPは、セナ対ナイジェル・マンセル(ウィリアムズ)のタイトルが懸かる一戦を見ようと、延べ33万7千人が鈴鹿に集まった。伝説的ブラジルドライバーは生涯最後のタイトルを鈴鹿で掴み取る。

1989年と90年は解説に今宮純、森脇基恭、リポートに川井一仁、近藤真彦の各氏を迎え、91年はリポートに津川哲夫氏が加わった。実況は3大会とも古舘伊知郎アナウンサーが担当した。

フジテレビNEXTは月額制の有料チェンネルで、スカパー!では視聴料1,320円、基本料:429円の月額1,749円(税込)で視聴できる。なお加入月は無料となる。

光回線を使った「ひかりTV」や「auひかり」なら、アンテナなしでフジテレビNEXTを楽しむ事もできる。

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