マックス・フェルスタッペン「先頭集団に戦いを挑みたい」F1フランスGP《preview》
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レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、2019年FIA F1世界選手権第8戦フランスGPに先立って抱負を語った。フェルスタッペンは昨年のレースで予選4番手を獲得。決勝では、バルテリ・ボッタスとセバスチャン・ベッテルのクラッシュの利を得て2位表彰台に上がった。
フランスGPへの意気込みを聞かれたフェルスタッペンは「メルセデスとフェラーリに戦いを挑みたい」とコメント。レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、ル・カステレの週末にホンダが新型エンジンを投入すると述べており、馬力の向上が期待されている。
前戦カナダGPでは9番グリッドから5位フィニッシュを達成したものの、メルセデスとフェラーリに付け入るスキはなく、レッドブル・ホンダは彼らを脅かすどころか、完全に蚊帳の外に置かれていた。勝機はあるのか?フェルスタッペンは「エンジンパワーがあと少しでも増えて、なおかつマシンバランスが僅かでも改善すれば、状況は一転する」と語っている。
先頭集団に戦いを挑みたい
マックス・フェルスタッペン
フランスは久しぶりにF1に復活したばかりだから、どのチームにとっても目新しくチャレンジングなコースだ。実際、僕は2018年までポール・リカール・サーキットでレースをした事がなかったしね。
昨年のグランプリはレッドブルにとって素晴らしいレースだった。戦略が功を奏して2位表彰台を獲得できたからね。このトラックは他とは異なりコーナーへのエントリーが本当にワイドだから、結構難しいんだ。
僕としてはフランスがグランプリに復活してくれてよかったと思ってる。安全性で知られる歴史的なコースだし、このスポーツを愛する多くのファンを魅了している場所だからね。ピエール(ガスリー)にとっては特にそうだろうね。それに、僕の自宅からも遠くないから、生活する上でもちょっと楽なんだ。
カナダでは最大限の結果を得る事が出来たと思ってるけど、僕らはその後もあらゆる部分を改善するために一生懸命働いている。クルマの感触は良いから、フランスGPではトップランナーにもっと接近してバトルできる事を願ってる。
フランスGPの戦いの舞台となるのは、昨年よりカレンダーに復活したポール・リカール・サーキット。1周5.842mのコースは、欧州最長級の1.8kmものロングストレートを持つ。昨年のグランプリでは、ルイス・ハミルトンがポール・トゥ・ウイン。2位にマックス・フェルスタッペン、3位にキミ・ライコネンが続く結果となった。
F1フランスGPは、日本時間2019年6月21日(金)18時からのフリー走行1で幕を開ける。