豪雨によるウェット…全車予選に向けてタイヤを温存すべく走行見合わせ / F1フランスGP《FP3》結果とダイジェスト
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F1フランスGP公式予選前最後のフリー走行は、セッション開始直後に降り出した豪雨によってウェットコンディションとなった。舞台のポール・リカールはウェットレース確率0%と雨が降らない事で知られるが、この日のル・キャステレ村はスコールのような局地的な雨に覆われた。
セッション開始10分で本格的な降雨が始まり、気温は25度から19度へ、路面温度は39度から27度へと急激に低下。コースの一部が水没するほどの大雨であったため、全車ガレージへと戻る事となった。再度コースインしたのはセッション終了10分前。マクラーレン、ウィリアムズ、トロロッソ・ホンダの各2台とザウバーのシャルル・ルクレールのみ、青色フルウェイトタイヤを履き走行。コースとマシンのチェックを行った。
予選と決勝では雨が予想されているため、各チームともにウェットタイヤを温存すべく走行を見合わせ、ガレージ内に留まることを選んだ。
特に大きな意味を持たないが、トップタイムを記録したのはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。ウルトラソフトタイヤで2周を走った。2番手は母国レースのルノー、カルロス・サインツ。こちらもUSタイヤで2周を走行した。3番手はウェットで走ったルクレールという結果となった。
第8戦F1フランスGP決勝スターティンググリッドを決める公式予選は、日本時間6月23日土曜23時から1時間の日程で開催される。
2018年F1第8戦フランスGPフリー走行3(FP3)リザルト
Pos | No | Driver | Team | Time | Gap | Laps |
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1 | 77 | ボッタス | メルセデス | 1:33.666 | 3 | |
2 | 55 | サインツ | ルノー | 1:34.953 | +1.287 | 3 |
3 | 16 | ルクレール | ザウバー | 1:35.012 | +1.346 | 5 |
4 | 14 | アロンソ | マクラーレン | 1:36.365 | +2.699 | 4 |
5 | 5 | ベッテル | フェラーリ | 1:36.756 | +3.090 | 5 |
6 | 2 | バンドーン | マクラーレン | 1:37.547 | +3.881 | 4 |
7 | 10 | ガスリー | トロロッソ | 1:38.317 | +4.651 | 5 |
8 | 9 | エリクソン | ザウバー | 1:38.450 | +4.784 | 3 |
9 | 11 | ペレス | フォースインディア | 1:39.641 | +5.975 | 4 |
10 | 3 | リカルド | レッドブル | 1:39.738 | +6.072 | 3 |
11 | 31 | オコン | フォースインディア | 1:40.087 | +6.421 | 4 |
12 | 44 | ハミルトン | メルセデス | 1:40.743 | +7.077 | 3 |
13 | 7 | ライコネン | フェラーリ | 1:49.711 | +16.045 | 3 |
14 | 18 | ストロール | ウィリアムズ | 2:02.399 | +28.733 | 4 |
15 | 35 | シロトキン | ウィリアムズ | 2:04.093 | +30.427 | 5 |
16 | 20 | マグヌッセン | ハース | 1 | ||
17 | 28 | ハートレー | トロロッソ | 3 | ||
18 | 8 | グロージャン | ハース | 1 | ||
19 | 27 | ヒュルケンベルグ | ルノー | 2 | ||
20 | 33 | フェルスタッペン | レッドブル | 3 |
コンディション
天気 | 雨 |
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気温 | 19℃ |
路面温度 | 27℃ |
セッション概要
グランプリ名 | F1フランスGP |
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セッション種別 | フリー走行3 |
セッション開始日時 |
サーキット
名称 | ポール・リカール・サーキット |
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設立 | 1970年 |
全長 | 5842m |
コーナー数 | 15 |
周回方向 | 時計回り |