F1ドイツGP:FIA、ホッケンハイムリンクのDRSゾーンを2箇所に削減
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FIA国際自動車連盟は、ホッケンハイムリンクで開催される2019年のF1ドイツGPで、DRSゾーンを昨年よりも1箇所減らして計2箇所とする事を明らかにした。DRSゾーンが削除されるのは、前戦シルバーストンでのイギリスGPに次いで今シーズン2度目。
削除されたのは、ホームストレート上に設置されていた区間。ドライバーは最終ターン17を抜けた先のセクションでのドラッグ・リダクション・システムの使用が禁止される事となった。ターン1からターン2にかけてのDRS区間はそのまま継続されるが、第一DRSゾーンの廃止に伴い、DRSの使用可否を検知する地点がターン1手前103mの位置に変更される。
ホッケンハイムの2つ目のDRSゾーンは、ターン4から続くロングストレート上に設定される。DRSを使用した場合、ターン6の手前の地点で計測されるスピードトラップでの速度は時速345kmにまで達する。
今回のグランプリでは、アントニオ・ジョヴィナッツィ、アレックス・アルボン、ジョージ・ラッセル、ランド・ノリスの4名がF1でのホッケンハイム・デビューを飾る。母国レースとなるセバスチャン・ベッテルにとっては、雨の中でのクラッシュによって優勝を逃した昨年の雪辱戦となる。