フェラーリ、フィオラノでルクレールやサインツ、シューマッハ含む総勢7名による合同テストを実施
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スクーデリア・フェラーリは2021年シーズンのF1バーレーンGP開幕を前に、育成傘下のドライバーを含めた総勢7名による合同テストを1月25日(月)から29日(金)までの計5日間に渡ってお膝元フィオラノ・サーキットで実施する。
参加するのは1968年以来の最年少コンビとなるシャルル・ルクレールとカルロス・サインツのワークスフェラーリ組だけではない。ハースF1でデビューするミック・シューマッハは勿論、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)に所属しFIA-F2選手権に参戦するロバート・シュワルツマンやマーカス・アームストロング、カラム・アイロット、そしてジュリアーノ・アレジがステアリングを握る。
- シャルル・ルクレール(フェラーリ)
- カルロス・サインツ(フェラーリ)
- ミック・シューマッハ(ハースF1)
- ロバート・シュワルツマン(F2/プレマ)
- マーカス・アームストロング(F2/ダムス)
- カラム・アイロット(F1テスト兼リザーブ)
- ジュリアーノ・アレジ
5日間のテストは来週月曜日にスタートする。マラネロは2018年型「SF71H」を持ち込む。マクラーレンから移籍してきたサインツは、テスト3日目となる1月27日(水)と翌日の午前に初めて真紅のレーシングカーを走らせる。これは3月のバーレーンテスト前に行われる唯一のテストチャンスであり、サインツにとってはチームのオペレーションを学び、今季を共に戦うエンジニアリングクルーを知る貴重な機会となる。
ルクレールはテスト2日目の1月26日(火)にドライブする。昨季最終戦のアブダビGPから実に44日ぶりの走行となる。
1月25日(月)のテスト初日にはアカデミー所属のジュリアーノ・アレジ、マーカス・アームストロング、ロバート・シュワルツマンの3名が参加する。シュワルツマンは昨年9月に同じフィオラノでSF71Hをテスト。アームストロングにとってはクリス・エイモンに次ぐ2人目のニュージーランド人ドライバーとしてフェラーリF1マシンをドライブする事になる。また、アレジの父ジャンは30年近く前にフィオラノでF1-90をテストしている。
5日間のテストを締め括るのは7度のF1ワールドチャンピオンの息子と、フェラーリの2021年テストドライバー、アイロットだ。ミック・シューマッハは1月28日(木)の午後と翌朝に、アイロットは金曜午後のスティントを走る。
F1が誇る伝説的チームは昨年、コンストラクター選手権6位の苦渋を舐めた。チーム代表を務めるマティア・ビノットは2021年シーズンの目標について「最低3位」を公言している。