FIA-F2選手権、ユベールの事故死を受け ベルギー大会レース2を中止

BWTアーデンのアンソニー・ユベール、FIA会見にてcopyright FIA FORMULA 2

スパ・フランコルシャンでのFIA-F2選手権ベルギー大会レース2の中止が決定した。アンソニー・ユベール(アントワーヌ・ユベール)がレース1で発生したマルチクラッシュにより命を落とした事を受け、フォーミュラ2は事故発生から3時間後、1日午前に行われる予定であったレース2を中止すると発表した。

「本日スパ・フランコルシャンで行われたフィーチャー・レースで、3名のドライバーが巻き込まれる悲惨な事故が発生し、アンソニー・ユベールが亡くなりました。F1、F2そしてF3は彼の死を深く悲しんでいます」

「我々はアンソニーのご家族やご友人に、心からの哀悼の意を表したいと思います。また、アーデンチームにも心よりお悔やみを申し上げたいと思います」

「アンソニーが我々のパドックに加わったのは2017年のことでした。彼は輝かしい将来が約束された素晴らしいドライバーでした。彼は昨年のGP3でチャンピオンを獲得し、今年はモナコと彼の地元であるル・カステレで優勝を飾りました」

「彼は常に笑顔を絶やさず、誰に対しても親切で、その前向きな姿勢は周りの人々に良い影響を与えていました。彼は心から惜しまれる存在です。敬意を表し、明日のレースをキャンセルする事を決定しました」

F1ベルギーGP特集

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