F1アメリカGP予選:角田裕毅を含む3名が指定タイム超過、トラックリミットは8件
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米国テキサス州オースティン現地10月20日(金)に行われたF1第19戦アメリカGP予選では、角田裕毅(アルファタウリ)を含む3名が指定された最大ラップタイムを超過した。
他車に対する走行妨害の予防策としてF1レースディレクターのニールス・ヴィティヒは、日曜の本戦のグリッドを決する予選に先立ち、セーフティーカー(SC)ライン間を1分56秒0以下で走行する事を義務付けた。
これは予選とシュートアウトのインラップだけでなく、スプリントと決勝レースのレコノサンス・ラップにも適用される。
アルファタウリ勢を含む以下3名のドライバーは、Q1でこの指定タイムより遅いラップを走った。ダニエル・リカルドは2回に渡って超過した。
- 角田裕毅(アルファタウリ)
- ダニエル・リカルド(アルファタウリ)
- ランス・ストロール(アストンマーチン)
ただしデレク・ワーウィックを含む4名のスチュワードは、マーシャリング/ポジションニング・データ、タイミングデータ、車載カメラ、CCTVカメラの調査を経て、お咎めなしとする決定を下した。
競技審判団は、いずれの場合も他のドライバーの邪魔にならないよう適切な行動をとった結果であるとして、ペナルティの対象となる「不必要な低速走行」ではないと結論づけた。
予選ではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が暫定ポールから6番手に後退するなど、以下の8件のトラックリミット違反によりラップが抹消されるケースが相次いだ。
No | コーナー | ドライバー | タイム |
---|---|---|---|
1 | 12 | ローガン・サージェント | 1:38.203 |
2 | 20 | 周冠宇 | 1:37.525 |
3 | 19 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 1:36.379 |
4 | 19 | ランド・ノリス | 1:35.981 |
5 | 9 | ダニエル・リカルド | 1:36.437 |
6 | 19 | ダニエル・リカルド | 1:36.437 |
7 | 9 | ジョージ・ラッセル | 1:35.682 |
8 | 19 | マックス・フェルスタッペン | 1:34.718 |
走路外走行が発生したコーナーはターン19が最も多く、全体の50%を占め、これにターン9が続いた。