2020年 F1バルセロナテスト:開催日程・結果と担当ドライバー一覧
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2020年シーズンの行方を占うF1バルセロナ公式テストが、3日間✕2回の日程で2月19日(水)からスペインのカタロニア・サーキットで開催される。同地で開幕前テストが行われるのは6年連続。スペインと日本との時差は8時間で、連日日本時間17時からセッションが開始される。pre-season-test-lineup-2020
テストデーは各日共に、現地9時から13時(日本時間=17時~21時)までの午前の部と、14時から18時(日本時間=22時~26時)までの午後の部の計2回のセッションが予定されており、間に1時間の昼休みが入る。
プレシーズンテストには全てのチームが参加し、開幕オーストラリアGPに向けて各々一台のマシンを走らせ、データ取りや空力・メカニカルなどの各種テストの他、セットアップ作業に取り組む事になるが、今年は昨年よりもテスト日数が削減されている。
テスト削減の影響
F1は2003年以降、コスト削減を目的としてテスト走行を厳しく制限している。今季はそれを更に推し進め、ウィンターテストは従来の4日間✕2回から2日間削減され、計6日間で行われる。これは大規模チームよりも小規模チームにとって痛手となりうる。
テストは概ね「確認・検証」と「パフォーマンス追求」の2段階で行われるが、フェラーリやメルセデス、レッドブルといった大規模資本チームは、コース上ではなくファクトリーで数多くの検証試験を完了させる事が出来るため、2日間の短縮による影響は限定的と言える。
だが、アルファタウリやアルファロメオ、ウィリアムズといったチームは大部分の「確認・検証」プログラムをトラック上で行う必要があるため、悪天候などの理由によって走行時間が削られてしまうと、まともにパフォーマンステストが行えないままに、開幕の地メルボルンへと飛ばなくてはならなくなる可能性がある。
第二回バルセロナテスト日程
以下に各日の担当ドライバーをまとめる。現時点では半数以上のチームのラインナップが未定だが発表され次第更新する。テストの模様はSky SportsやF1 TV PROにてライブ配信されるが、日本はサービス対象となる。DAZNやフジテレビNEXTでも中継は予定されていない。
各テストセッションが終了次第、結果を本ページ及び本サイトにてお知らせする。担当ドライバーには変更の可能性があるため、適時確認されたい。第二回バルセロナテストは、2月26日(水)から2月28日(金)までの3日間に渡って行われる。
4日目 / 2月26日(水)
アルファロメオのロバート・クビサがトップタイムを記録した。ホンダエンジン勢はメカニカルトラブルに見舞われ走行時間を大きく失った。
Team | Driver |
---|---|
メルセデス | ルイス・ハミルトン(午前) バルテリ・ボッタス(午後) |
フェラーリ | セバスチャン・ベッテル(午前) シャルル・ルクレール(午後) |
レッドブル | アレックス・アルボン(午前) マックス・フェルスタッペン(午後) |
アルファタウリ | ピエール・ガスリー(午前) ダニール・クビアト(午後) |
マクラーレン | カルロス・サインツ(午前) ランド・ノリス(午後) |
レーシングポイント | ランス・ストロール(午前) セルジオ・ペレス(午後) |
ウィリアムズ | ニコラス・ラティフィ(午前) ジョージ・ラッセル(午後) |
ルノー | ダニエル・リカルド(午前) エステバン・オコン(午後) |
ハース | ロマン・グロージャン |
アルファロメオ | ロバート・クビサ(午前) キミ・ライコネン(午後) |
5日目 / 2月27日(木)
メルセデスにエンジントラブルが勃発。油圧系に問題が発生したために予防措置としてエンジンがシャットダウンした。トップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルという結果だった。
Team | Driver |
---|---|
メルセデス | バルテリ・ボッタス(午前) ルイス・ハミルトン(午後) |
フェラーリ | セバスチャン・ベッテル |
レッドブル | マックス・フェルスタッペン(午前) アレックス・アルボン(午後) |
アルファタウリ | ピエール・ガスリー |
マクラーレン | カルロス・サインツ |
レーシングポイント | ランス・ストロール |
ウィリアムズ | ニコラス・ラティフィ |
ルノー | エステバン・オコン(午前) ダニエル・リカルド(午後) |
ハース | ケビン・マグヌッセン |
アルファロメオ | アントニオ・ジョビナッツィ |
6日目 / 2月28日(金)
C4コンパウンドを履いたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、1000分の73秒差でメルセデスのバルテリ・ボッタスに次ぐ2番手タイムを記録した。ただしボッタスは、より柔らかいC5タイヤを履いていた。
Team | Driver |
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メルセデス | ルイス・ハミルトン(午前) バルテリ・ボッタス(午後) |
フェラーリ | シャルル・ルクレール |
レッドブル | アレックス・アルボン(午前) マックス・フェルスタッペン(午後) |
アルファタウリ | ダニール・クビアト |
マクラーレン | ランド・ノリス |
レーシングポイント | セルジオ・ペレス |
ウィリアムズ | ジョージ・ラッセル |
ルノー | ダニエル・リカルド(午前) エステバン・オコン(午後) |
ハース | ケビン・マグヌッセン(午前) ロマン・グロージャン(午後) |
アルファロメオ | キミ・ライコネン |
第一回バルセロナテスト日程
第一回テストは、2月19日(水)から21日(金)までの3日間に渡って行われた。初日には、アルファロメオが新車「C39」を現地8時15分から、ハースF1チームが同じく新車「VF-20」を現地8時からガレージ前でお披露目した。
1日目 / 2月19日(水)
当初フェラーリは、セバスチャン・ベッテルを初日に充てていたが、体調不良のために急遽シャルル・ルクレールへと交代された。この日はメルセデスAMGの2人がタイムシート上部を独占して最多周回も獲得。これに、レーシングポイントのセルジオ・ペレスとレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが続く結果となった。
Team | Driver |
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メルセデス | バルテリ・ボッタス(午前) ルイス・ハミルトン(午後) |
フェラーリ | シャルル・ルクレール |
レッドブル | マックス・フェルスタッペン |
アルファタウリ | ダニール・クビアト |
マクラーレン | カルロス・サインツ |
レーシングポイント | セルジオ・ペレス(午前) ランス・ストロール(午後) |
ウィリアムズ | ジョージ・ラッセル(午前) ニコラス・ラティフィ(午後) |
ルノー | エステバン・オコン(午前) ダニエル・リカルド(午後) |
ハース | ケビン・マグヌッセン |
アルファロメオ | ロバート・クビサ アントニオ・ジョビナッツィ |
2日目 / 2月20日(木)
トップタイムを記録したのはアルファロメオのキミ・ライコネン。ただしベストラップを走った直後にメカニカルトラブルに見舞われ赤旗中断。ライコネンはそのままセッションを終えた。
Team | Driver |
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メルセデス | ルイス・ハミルトン(午前) バルテリ・ボッタス(午後) |
フェラーリ | シャルル・ルクレール(午前) セバスチャン・ベッテル(午後) |
レッドブル | アレックス・アルボン |
アルファタウリ | ピエール・ガスリー |
マクラーレン | ランド・ノリス |
レーシングポイント | セルジオ・ペレス |
ウィリアムズ | ジョージ・ラッセル |
ルノー | ダニエル・リカルド(午前) エステバン・オコン(午後) |
ハース | ロマン・グロージャン |
アルファロメオ | キミ・ライコネン |
3日目 / 2月21日(金)
メルセデスの2人が初めてC5コンパウンドを履いてパフォーマンスランを実施。1-2を独占した。この日はクラッシュやメカニカルトラブルによって合計4度に渡る赤旗中断が発生した。
Team | Driver |
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メルセデス | バルテリ・ボッタス(午前) ルイス・ハミルトン(午後) |
フェラーリ | セバスチャン・ベッテル |
レッドブル | マックス・フェルスタッペン(午前) アレックス・アルボン(午後) |
アルファタウリ | ダニール・クビアト ピエール・ガスリー |
マクラーレン | ランド・ノリス(午前) カルロス・サインツ(午後) |
レーシングポイント | ランス・ストロール |
ウィリアムズ | ニコラス・ラティフィ |
ルノー | エステバン・オコン(午前) ダニエル・リカルド(午後) |
ハース | ロマン・グロージャン(午前) ケビン・マグヌッセン(午後) |
アルファロメオ | アントニオ・ジョビナッツィ |