リカルド、角田裕毅との接触事故は「遅すぎ、かつ楽観的すぎ」全面過失で罰則
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角田裕毅との接触事故の際のダニエル・リカルドの動きについてF1メキシコGPのスチュワードは、「遅すぎ、かつ楽観的すぎた」として、10秒ペナルティに加えて2点のペナルティポイントを科す裁定を下した。過去12ヶ月間の累計は6点に達した。
残り21周、11位を狙うリカルドがターン6のイン側に飛び込み事故が発生した。右リアがリカルドの左フロントに乗り上げた事で角田裕毅の車体半身が宙に浮いた。
LAP 51/71
Contact between Ricciardo and Tsunoda 💥
The AlphaTauri car has damage. Tsunoda returns to the pits and is out of the race ❌#MexicoGP #F1 pic.twitter.com/Y4x8NxOruP
— Formula 1 (@F1) October 30, 2022
角田裕毅は自走してピットに戻ったものの、事故の影響で22号車アルファタウリAT03のフロアやボディーには激しいダメージがあり、そのままガレージにクルマを収めた。
ヴィタントニオ・リウッツィら4名から成るF1メキシコGPの競技審判団は一件を受け、複数角度からの映像証拠を検証し、角田裕毅に対するリカルドの仕掛けは「遅すぎ、かつ楽観的すぎた」として、リカルドに「全面的な過失」があったと判断した。
角田裕毅がリタイヤを余儀なくされた一方、レースを続行したリカルドはソフトタイヤの優位性を武器に、その後、3台を立て続けに抜き去って7位でフィニッシュした。
8位フィニッシュのエステバン・オコン(アルピーヌ)に十分なギャップを築いた事で、ペナルティを受けながらも順位をキープ。Driver of the Dayにも選出された。