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F1ラスベガスGPの開催が近々正式に発表される見通しだと報じられた。現地アメリカの報道によると2023年11月26日に決勝レースが行われる予定だという。
F1は昨年からネバダ州当局を含む地元関係者との間で協議を進めてきた。フロント・オフィス・スポーツは24日(木)、関係者からの情報として2023年の感謝祭(Thanksgiving Day)の週末にイベントが行われる予定だと伝えた。
ラスベガスでは1981年と1982年の2度に渡って、シーザーズ・パレスホテルの駐車場を利用した仮設コースでグランプリが開催された過去があるが、今回はこれとは別の場所でのレースが検討されている。
計画では、映画オーシャンズ11の撮影が行われた事でも知られるカジノホテル「ベラージオ」を含む中心地、ストリップ周辺に仮設のストリートサーキットを建設。大会期間中は大通り、ラスベガス・ブールバードの一部が一時的に閉鎖される見込みで、歩道橋を観戦エリアとして使用する案も取り沙汰されている。
アメリカ国内のF1グランプリレースとしては、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でのアメリカGP、今年5月に初戦が予定されているマイアミ・インターナショナル・オートドロームでのマイアミGPに続く3つ目のイベントとなる。
米国におけるF1人気はNetflixのドキュメンタリー番組「Drive to Survive(邦題:Formula 1: 栄光のグランプリ)」の配信開始以降、飛躍的に高まっており、ESPNで放送された先週末の今季開幕戦、バーレーンGPの決勝レースは国内で100万人以上が視聴し、1995年以降の最多記録を更新した。