F1イタリアGP、エリザベス女王の死去を受け黙祷を含む哀悼を計画

英国のエリザベス女王2世、2010年9月16日creativeCommons Catholic Church England and Wales

イギリスのエリザベス女王2世が8日(木)に死去した事を受け、F1は9月9~11日に開催されるイタリアGPの週末に黙祷を含めた追悼のためのイベントを行う事を計画している。

英国王室は木曜、エリザベス女王が逝去したと発表した。96歳だった。長男チャールズ皇太子が新国王として即位する事が合わせて明らかにされた。

F1の母国とも言うべき英国君主の訃報を受け、F1、チーム、ドライバーは悲しみと追悼のメッセージを相次いで発表。モハメド・ベン・スレイエムFIA会長は次のように述べた。

「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国のエリザベス2世女王殿下が亡くなられたことを知り、大きな悲しみに包まれている」

「女王は間違いなく、史上最も尊敬される国家元首の一人だ。王室並びにイギリスおよび英連邦のすべての国民に対し、FIA関係者全員を代表して哀悼の意を表したい」

「モータースポーツ、特にF1は英国をその中心としており、王室は長年に渡ってこのスポーツに多大な支援を与えてきた」

「我々は彼らに感謝している。今週末に世界中で行われるイベントは間違いなく女王陛下に敬意を表して行われるだろう」

9月9日(金)のFP1開始前に1分間の黙祷が行われる予定で、日曜の決勝レース前グリッドでも追悼のための時間が設けられる計画だ。

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