DAZN、角田裕毅とのアンバサダー契約とアルファタウリ・ホンダとのパートナー契約を発表!独自コンテンツを拡充

アルファタウリ・ホンダとDAZNのロゴCourtesy Of DAZN

スポーツ専門の動画配信サービス「DAZN(ダゾーン)」は3月4日(木)、F1世界選手権に参戦するアルファタウリ・ホンダとのオフィシャル・パートナーシップ締結ならびに、所属ドライバーの角田裕毅とのアンバサダー契約を発表した。

これに伴いDAZNは今年、チームおよび角田裕毅の協力を得て複数のオリジナルコンテンツを独占配信するほか、豪華特典が付いた年間視聴パスの発売を予定する。

また契約の一環として、角田裕毅は3月28日(日)の開幕バーレーンGPより、DAZNのロゴ入りキャップを着用する。

DAZNは本契約へと至った理由として「若手育成に定評のあるチームと期待の日本人ドライバーのタッグに日本のモータースポーツ界をさらに盛り上げてもらうため」と説明した。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

角田裕毅とピエール・ガスリー、イモラ・サーキットでのアルファタウリ・ホンダ2021年型F1マシン「AT02」のシェイクダウンにて、2021年2月25日

かつてスクーデリア・トロロッソの名で知られていたイタリアのF1チームは2018年よりホンダ製F1パワーユニットを搭載。昨年はチーム名を「スクーデリア・アルファタウリ」へと改称し、ピエール・ガスリーがモンツァでチームに12年ぶりの優勝を持ち帰った。

今季より、2014年の小林可夢偉以来の日本人ドライバーとしてF1を戦う角田裕毅は、4歳の頃からカートを始め16歳で限定A級ライセンスを取得。国内フォーミュラーで好成績を残した後、2018年にF1の強豪チーム、レッドブルのジュニアチームに加入すると、2019年はFIA F3選手権、2020年はFIA-F2選手権へと参戦し、ルーキーながらも3度の優勝でランキング3位と結果を出し、F1デビューのチケットを自らの手でもぎ取った。

角田裕毅はアンバサダー就任について「鈴鹿サーキットで見る日本のファンは情熱的な方が多く、そうした皆さんにDAZNのコンテンツを見てもらえる事を楽しみにしています。DAZNはF1の興奮を届けるパーフェクトなプラットフォームだと思います。2014年以来の日本人F1ドライバーとして、DAZNで配信される独占映像によって、より多くのファンにF1に興味を持ってもらえることを願っています」と語った。

また、アルファタウリのフランツ・トスト代表は「来たる2021年のF1シーズンに向け、DAZNを迎える事ができ本当に嬉しく思っている。我々は日本のファンのF1に対する情熱を理解しているし、DAZNのファンにエキサイティングな独占コンテンツを提供できることに興奮している。今年はとくにユウキが我々のドライバーになったので、日本のファンの皆さんとさらに交流したいと思っている」との談話を発表した。

copyright Red Bull Content Pool

イタリア・モンツァ – 2020年9月6日:ホンダF1の山本雅史マネージング・ディレクターとスクーデリア・アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トスト

DAZNジャパンのエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるマーティン・ジョーンズは、今回の契約は「より質の高いオリジナル番組の制作に向けた当社のコミットメントを強調するもの」であるとして、レースのライブ中継やレース前後のコンテンツを通してより充実したストーリーテリングを行っていくと語った。

2021年シーズンは3月12-14日のバーレーンでのプレシーズンテストを経て、今月末の3月26-28日のバーレーンGPで開幕を迎える。

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