F1カナダGP:違反の疑いでルクレールとノリス、ピアストリを召喚
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F1カナダGPのスチュワードは6月7日(金)に行われた2回目のフリー走行を経て、シャルル・ルクレール(フェラーリ)および、マクラーレンのランド・ノリスとオスカー・ピアストリを召喚した。
3名はいずれも競技規定に違反した疑いが持たれており、各々、チーム代表者とともに現地18時30分、18時45分、19時から行われる聴聞会で詳しい状況を報告する事になる。
雨が降る中で開始時刻を迎えたFP2でフェラーリは、FIAのウェット宣言を待たずに16号車SF-24にインターミディエイトタイヤを装着。コースに送り出した。
F1競技規定では、レースディレクターによるウェット宣言なしにフリー走行でインターミディエイトタイヤまたはウェットタイヤを使用する事を禁じている。
マクラーレンの2台はともに、最終シケインを通過できなかった場合の規定の手順を守らずにコースに合流した疑いが持たれた。
ジル・ビルヌーブ・サーキットのターン14を通過できなかった場合、コーナーの出口付近に設置されているオレンジ色のボラードの左側を回ってコースに復帰しなければならないが、ノリスとピアストリは共に、この手順を守らなかった可能性がある。
雨による影響を受けた2024年F1カナダGPの初日FP2をトップで締め括ったのはフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)。ジョージ・ラッセル(メルセデス)が2番手、母国レースとなるアロンソの僚友ランス・ストロールが3番手につけた。
FP3は日本時間6月8日(土)25時30分から、公式予選は同29時から1時間に渡ってジル・ビルヌーブ・サーキットで開催される。セッションの模様はDAZNとフジテレビNEXTで生配信・生中継される。