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フォーミュラ1は、1時間28分31秒に渡って繰り広げられた第7戦F1カナダGP決勝レースの模様を、6分34秒にまとめたハイライト動画を公開した。セントローレンス川の中洲に設けられたジル・ビルヌーブの名を冠するコースで行われた戦いは、オープニングラップからクラッシュが発生した。
12番グリッドからの入賞を狙っていたブレンドン・ハートレー(Toro Rosso)とランス・ストロール(Williams)がスタート直後のターン5でクラッシュ。ハートレーはストロールに押し出される形でバリアと接触し、両者はリタイヤを喫した。
レース最終盤には珍事が発生。チェッカーフラッグを担当したカナダ出身のスーパーモデル、ウィニー・ハーロウが規定周回数である70周を消化する前に誤ってチェッカーフラッグを振ってしまい各車大混乱。レギュレーションの規定に従い、レースはチェッカーが振られた68周の時点で終了となったが、全車70周まで全開走行を続けた。
表彰台の頂点に立ったのはポールシッターのセバスチャン・ベッテル(Ferrari)。危なげない展開で終始レースをリードした。2位はメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にはレッドブルのマックス・フェルスタッペンが続き、予選順位そのままの3名が表彰台に上がった。