ホンダF1、最新版エンジンに手応え「新型PUは順調に機能、予選と決勝に向けて有望」
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6月8日に行われたF1カナダGP金曜初日フリー走行を終えて、ホンダF1の現場統括責任者を務める田辺豊治テクニカル・ディレクターが、新しく投入した最新版エンジンの進捗状況を説明した。
モントリオールでのグランプリ初日、ピエール・ガスリーはFP1で10番手、FP2で18番手タイムを記録。ブレンドン・ハートレーはFP1を16番手、FP2では12番手とまずまずのタイムを残した。
新型PUは順調に機能、予選と決勝に向けて有望
田辺 豊治ホンダF1現場責任者
今日は両方のマシンにアップデートしたパワーユニットを載せ走行を行いました。主たる変更はICEに関連したものですが、これまでのところ全て予定通り順調に機能しており、残りの週末に向けて期待が持てる結果が得られています。
またこれに加えて、このサーキットでの最適なエンジンセッティングを模索すべく、毎度金曜日のフリー走行で行うプログラムも実施しています。2回のセッション共トラブルフリーでしたし、計画していた全てのプログラムを消化する事が出来ました。
メルセデスを除く各エンジンサプライヤーが渾身のアップデートを持ち込んだF1カナダGP。初日フリー走行で速さを示したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。2回のセッションを共に最速タイムで締め括り、最高のスタートを切った。