動画:F1ブラジルGP《決勝》ハイライト / 見どころ満載、数年に一度の好レースでフェルスタッペンが勝利
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フォーミュラ1公式Youtubeアカウントが、2019年F1ブラジルGP決勝レースのピックアップシーンを7分2秒にまとめたハイライト動画を公開した。1時間33分に渡ってインテルラゴス・サーキットで行われた71周のレースでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが完璧なレース運びでポール・トゥ・ウインを達成した。
注目のオープニングラップでは、エンジン交換のために降格を受け、14番グリッドからスタートしたシャルル・ルクレール(Ferrari)が、ルノーの2台とランド・ノリス(McLaren)をごぼう抜きにして一気に3ポジションアップ。ランス・ストロール(Racing Point)とカルロス・サインツ(Mclaren)もまた、3つ順位を上げる好スタートを決めた。
8周目にはダニエル・リカルド(Renault)とケビン・マグヌッセン(Haas)がクラッシュ。リカルドはフロントウィングを破損して最後尾に下がった。一件は審議の対象となり、レーススチュワードはリカルドに対して5秒ペナルティを科す裁定を下した。
22周目には、ルイス・ハミルトン(Mercedes)のアンダーカットを防ぐべく、ピットへと入ったフェルスタッペンが、ピットレーンでロバート・クビサ(Williams)と交錯。ハミルトンに先行を許すも、アウトラップ翌周のターン1で鮮やかに交わしてポジションを挽回した。
52周目には、バルテリ・ボッタスが白煙を吐きセーフティーカーが導入。ラップをリードするフェルスタッペンは、果敢にもこのタイミングでピットストップを行い、2番手に後退した。だが、リスタートと同時に、再びターン1でアウト側からハミルトンに仕掛けオーバーテイク。この日のレッドブル・ホンダRB15は無敵に等しい速さを発揮した。
66周目にはフェラーリ勢が同士討ち。バックストレートで横並びになった際に接触した。シャルル・ルクレールは右フロントを、セバスチャン・ベッテルは左リアを失った。
再度セーフティーカーが退き再開されると、今度はハミルトンとアレックス・アルボン(Red Bull)が接触。アルボンの横腹を突いたハミルトンは3位フィニッシュを果たすも、5秒ペナルティが科された。