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メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが、12月6日から8日までの3日間に渡って行われたラリーサーキット・コートダジュール・ラリーで優勝を飾り、2019年シーズンのモータースポーツ活動を勝利で締め括った。
舞台となったのは、仏ポール・リカール・サーキットと周辺市街地道路を組み合わせた123.36kmのラリーコース。ボッタスはシトロエンDS3 WRCのステアリングを握り、9つのステージのうちの5つで最速タイムを記録し、性能に劣るとは言え、最終的にシュコダ・ファビアR5を駆ったロベルト・コンサーニに50秒差をつけてラリーを制した。
2019年のFIA-F2選手権に参戦していたドリアン・ボッコラッチは、コンサーニと同じファビアR5をドライブ。タイムペナルティーを受け5位に終わった。元WRCのシトロエンのファクトリードライバーであるステファン・ルフェーブルは、ポルシェ911 GT3を走らせた。
ボッタスは今年1月に、母国フィンランドで開催されたアークティック・ラップランドラリーでラリーデビューを果たし、フォード・フィエスタWRCを駆りステージ優勝を果たすなどして総合5位でフィニッシュ。7月には同じくフィンランドでトヨタのヤリスWRCをテストドライブしている。