ダニール・クビアト「STR14はスパとの相性が最悪」ハンドリングに課題

スパ・フランコルシャンのガレージ内でヘルメットを被るトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト、2019年F1ベルギーGP初日フリー走行にてcopyright Red Bull Content Pool

F1第13戦ベルギーGP初日プラクティスを終えたトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、スパ・フランコルシャンと今季型STR14との相性は最悪だ、との認識を示した。

チーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズによると、スパの一部のコーナーがSTR14のハンドリング特性とマッチしておらず、初日の課題は、エアロとメカニカルのセットアップ変更によって、ハンドリングの問題を最小限に抑える点にあったという。

クビアトは午前のFP1でトップから3.062秒遅れの17番手に沈むも、FP2に向けて変更したセットアップが功を奏し、午後のFP2では2.091秒遅れの14番手にまでパフォーマンスを改善させた。

STR14はスパとの相性が最悪

ダニール・クビアトFP2: 14位, FP1: 17位

サマーブレイクが終わって、またマシンに戻ってこれて最高だ。それに、スパは後半戦をスタートさせるに完璧とも言えるコースだ。

僕以外にも、今週末はかなり多くのマシンがエンジン交換でグリッドペナルティを受ける事になるから、不相応なポジションからスタートするドライバーが出てくるし、面白いレースになりそうだね。

この手のコースは、凄く良いか最悪かのどちらかに転ぶ傾向があるんだけど、今のところ、僕らはかなり悪い方だね。僕らのクルマは、このコースに合っていない。明日に向けて何が出来るかを検討する予定だけど、さほど心配はしていない。


初日をトップで締め括ったのはスクーデリア・フェラーリ。強力なパワーユニットを武器に敵なしの速さを見せた。シャルル・ルクレールがトップタイムを刻み、セバスチャン・ベッテルが2番手に続いた。

2019年F1ベルギーグランプリ3回目のフリー走行は、日本時間8月31日(土)19時から20時まで、公式予選は同22時から1時間に渡ってスパ・フランコルシャンで開催される。

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