ダニール・クビアト「トロロッソ・ホンダに戦える力があるのは明らか」F1バーレーンGP《preview》

サングラスをかけたトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトcopyright Red Bull Content Pool

トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが、2019年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGPに先立って抱負を語った。クビアトのバーレーンGPでの決勝最高位は、レッドブルRB12をドライブした2016年の7位入賞。最後に出走した2017年のグランプリでは12位完走に終わっている。

クビアトは1年半ぶりのF1復帰戦となった先日のF1オーストラリアGPで10位フィニッシュ。ブランクを感じさせない走りを見せつけた。初戦でのパフォーマンスを振り返り「僕らにライバルと戦える力があるのは明らか」と語るクビアト。今季マシン「STR14」に十分な手応えを得ているようだ。

トロロッソ・ホンダに戦える力があるのは明らか

ダニール・クビアト

オーストラリアGPではシーズンを本当に良い形でスタートする事ができ、チームにとって大きな自信に繋がった。全員が前向きな気持ちで次のバーレーンGPに向けて作業を続けている。

僕らに中団グループの中で戦える力がある事は明らかだし、その事は凄く有望だ。パッケージ開発とクルマへの理解を深めるために、全力で努力し続けなきゃね。全てのセッションでマシンから全てのパフォーマンスを引き出せるように、僕もエンジニアの皆と協力して頑張らなきゃならない。

オーストラリアではメカニックやエンジニア全員が自分の職務をこなし、チームとして素晴らしいオペレーションを見せてくれた。その様子に感銘を受けたよ。今後のレースでも、このアプローチを続けていく必要がある。

個人的には、過去のバーレーンで目立ったリザルトを達成できてないけど、ここのコースは面白くてドライブするのが楽しいんだ。仮設のアルバート・パークとは違って本物のレーストラックだから、ここでクルマがどう機能するか楽しみだよ。すごく良いテストになるだろうね。

アルバート・パークと比べて、バーレーンはカレンダーの他の多くのトラックと似てるから、自分たちのポジションやマシンの性能・パフォーマンスについて、もう少し明確なアイデアが得られるはずだ。気温はメルボルンよりも高くなるだろうから、タイヤに関しても同じことが言える。


戦いの舞台となるのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。1周5412mのコースはヘルマン・ティルケによって設計され、決勝は夕刻よりスタートする”トワイライトレース”となる。昨年のグランプリでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインを果たし開幕2連勝を達成。2位はメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にルイス・ハミルトンが続いた。

F1バーレーンGPは、日本時間2019年3月29日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。

F1バーレーンGP特集

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