ピエール・ガスリー、昨年4位の得意コースで初戦の雪辱果たせるか? / F1バーレーンGP《preview》
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レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが、来週末に行われる2019年FIA F1世界選手権第2戦バーレーンGPに先立って抱負を語った。
トロロッソに在籍していた昨年、ガスリーは予選6番グリッドを獲得。ルイス・ハミルトンの降格に伴い5番グリッドからスタートした。グリーンフラッグ直後に前走のダニエル・リカルドをオーバーテイク。終始直近のライバル達を退け4位入賞を果たし、ホンダに2015年のF1復帰以降の最高位をプレゼントした。
前戦F1オーストラリアGPでは予選ストラテジーの失策によってQ1敗退を喫し、レースではデブリを拾ったためにフロントのグリップが低下。ダニール・クビアトを猛追したもののポイント圏内には届かず、惜しくも11位でチェッカーフラッグを受けた。
チームのミスによって出足をくじかれただけに、ガスリーとしてはキャリアベストの4位を達成した得意のバーレーンでシーズン開幕を仕切り直して、最高位を塗り替える表彰台を狙いたいところだ。
F1バーレーンGPに向けて
ピエール・ガスリー
バーレーンは僕のお気に入りのレースの一つなんだ。昨年のレースでは、F1でのベストリザルトとなる4位を獲得したし、あそこには本当にポジティブなエネルギーがある。バーレーンに戻ったら色々な感情が蘇ってくるだろうね。
レースだけじゃなくて、予選もキャリア最高位の6位だったし、グリッドは5番手だった。良い思い出だよ。感情とそれを経験した場所とは自然と関連付けられるものだから、バーレーンは僕のリストのトップに位置している。
今回はアストンマーティン・レッドブルレーシングの一員としてだけど、バーレーンに戻るのが本当に楽しみだ。特に、メルボルンでの週末がトリッキーだった事を思えば尚更さ。僕らのクルマには競争力があるし、バーレーンのサーキットは大好きだから、クルマに乗って仕事に取り組むのが待ちきれない。
戦いの舞台となるのはバーレーン・インターナショナル・サーキット。1周5412mのコースはヘルマン・ティルケによって設計され、決勝は夕刻よりスタートする”トワイライトレース”となる。
昨年のグランプリでは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウインを果たし開幕2連勝を達成。2位はメルセデスのバルテリ・ボッタス、3位にルイス・ハミルトンが続いた。
F1バーレーンGPは、日本時間2019年3月29日(金)20時からのフリー走行1で幕を開ける。