角田裕毅、8ポジUPの逆転入賞に「本当に満足」も照準は既に次戦サウジアラビア
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スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は3月20日(日)に開催されたF1バーレーンGP決勝レースで8ポジションアップの8位入賞を飾り、チームに貴重な4ポイントを持ち帰った。
油圧漏れによってFP3を丸々失い,、予選ではQ1敗退と難しい状況に置かれていたが、決勝では課題としていた1周目に4ポジションアップを果たして12番手と幸先良いスタートを切り、その後はアルピーヌ勢とバトルを繰り広げた。
そして最終盤のセーフティーカーからのリスタートでミック・シューマッハ(ハース)を抜き去りポイント圏内の10番手に浮上すると、レッドブル勢のWリタイヤによって8位に浮上。そのままチェッカーフラッグを受けた。
バーレーンでのポイントフィニッシュは昨年のデビュー戦に続く2年連続となった。
次戦に向けて弱点を洗い出したい
角田裕毅
決勝: 8位, グリッド: 16番手
特にスタートでポジションを上げることができましたし、今日の結果には本当に満足です。終盤に何台かのマシンにトラブルが出たという多少ラッキーな側面はありますが、全体的には今日の出来に満足しています。
ミッドフィールドの上位を懸けてコンスタントに戦えるようにするためには、まだ多くの課題がありますが、今後も開発を進めてパフォーマンスを向上させていける自信があります。
来週のレースに向けて、今週末のデータを分析して自分たちの主な弱点が何かを洗い出していきたいと思います。
2022年F1第1戦バーレーングランプリ決勝レースでは、シャルル・ルクレールがポール・トゥ・ウイン。僚友カルロス・サインツが2位に続き、フェラーリが3年ぶりの1-2フィニッシュを達成した。
ジェッダ市街地コースを舞台とする次戦サウジアラビアGPは3月25日のフリー走行1で幕を開ける。