レッドブル、4連覇以来の開幕ポールと有望も「メルセデスはすぐそこまで迫っている」とホーナー

2021年3月27日、F1バーレーンGP予選でのマックス・フェルスタッペンのポールポジションを喜ぶレッドブル・ホンダのチームメンバー達Courtesy Of Red Bull Content Pool

3月27日(土)に行われたF1開幕戦バーレーン公式予選を終えて、レッドブル・ホンダのクリスチャン・ホーナー代表が一日を振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。

レッドブル・ホンダはタイトル奪還を掲げて臨んだシーズン一発目の予選で、新加入のセルジオ・ペレスが11番手でQ2ノックアウトを喫したものの、マックス・フェルスタッペンがメルセデスを完膚なきまでに抑え込みポールポジションを獲得した。

Courtesy Of Red Bull Content Pool

2021年3月27日、F1バーレーンGP予選中にガレージで話をするセルジオ・ペレスとレッドブル・ホンダのチーム代表クリスチャン・ホーナー

英国ミルトンキーンズのチームが開幕ポールポジションを獲得したのは、セバスチャン・ベッテルと共に4連覇を果たして以降初めての事であり、クリスチャン・ホーナーは「こういう結果でシーズン開幕を迎える事ができてファンタスティックだ」と喜びをあらわにした。

「開幕戦でのポール獲得は我々にとって2013年以来初めての事で、ホンダにとっては1991年の(アイルトン)セナ以来の事になる」

「自分たちの本当の立ち位置というものは、燃料搭載量を減らしエンジンモードを引き上げるシーズン最初の予選になるまでは決して分からないものだ」

「Q2は互角の争いとなったが、ミディアムタイヤではメルセデスの方が僅かに優位に立っているように見えた。だが(その後のQ3で)ソフトタイヤを履くと、マックスが巻き返した」

「セルジオの方は僅差でQ3を逃す事になり不運な結果となった。彼は経験豊富で完成されたドライバーであり、うまく適応しているもののテストで走れたのは1日半のみで、マシンを始めとして彼にとっては未知のものばかりだ。だが、明日のレースではきっと競争力を見せてくれるはずだから、期待して欲しい」

「このポジションに立つことができたのは、チーム全体が冬の間に懸命に努力してくれたおかげだ。ホンダとエクソンモービルも素晴らしい仕事をしてくれた」

「メルセデスも調子を上げてきているし、明日は僅差のレースになるだろう」

「2週間前は誰もが彼らをこき下ろしていたが、我々の予想通りすぐそこまで迫ってきている。彼らを打ち負かすのは大きなチャレンジになるだろうが、我々はベストなポジションからレースをスタートできる立場にある」


ポールポジションはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。2番手はルイス・ハミルトン、3番手はバルテリ・ボッタスのメルセデス勢が続く結果となった。

2021年 F1バーレーングランプリ決勝レースは、日本時間3月28日(日)24時10分にスタート。1周5412mのバーレーン・インターナショナル・サーキットを57周する事でチャンピオンシップを争う。

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