7位フェルナンド・アロンソ「アルピーヌのPUは強力だ」シューマッハを超える7,771日の長寿記録を達成
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アルピーヌのフェルナンド・アロンソは6月12日に開催されたF1アゼルバイジャンGPでデビューから数えて7,711日目を迎えた。これはミハエル・シューマッハを塗り替える史上最長記録で、最も息の長いドライバーとなった事を意味する。
2度のF1ワールドチャンピオン、40歳のスペイン人ドライバーは2001年3月4日のオーストラリアGPでミナルディからF1デビューを飾った。19歳217日での初陣だった。
この日のバクーのレースでは10番グリッドから7位フィニッシュを果たした。前方にいたフェラーリ勢のリタイヤとウイング破損により後退を余儀なくされた角田裕毅あってのポジションアップだが、アロンソは大いに手応えを掴んだようだ。
「今日のレースはやり抜くのが難しかったけど、僕らは上手くやったと思うし、7位には満足している」
「何台かのリタイアしたマシンによる恩恵があったのは確かだが、これはよくあることだし、それを逃さず活かす事が重要なわけで、今日は自分たちの強みを最大限に発揮できたと思う」
「新品タイヤを使って何台かをオーバーテイクできたし、僕らはストレートでかなりの速さがあったから、それが役に立った。僕らのパワーユニットは強力だし競争力があるように思う」
「今は多くのマシンとかなり僅差の状況で、次のカナダも同じような展開になると思ってる。今度はもっと多くのポイントを獲得できるよう頑張るよ!」
6月12日(日)にバクー市街地コースで行われた2022年F1第8戦アゼルバイジャングランプリ決勝レースでは、3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペンが今季5勝目を飾った。2位にセルジオ・ペレスが続き、レッドブルが1-2を達成。3位表彰台にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が滑り込んだ。
ジル・ビルヌーブ・サーキットを舞台とする次戦カナダGPは6月18日のフリー走行1で幕を開ける。