6番手クビアト「バクーでは、壁をこすれる位に度胸が据わってなきゃダメ」F1アゼルバイジャンGP《予選》

F1アゼルバイジャンGPでの予選6番手を喜ぶトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトcopyright Red Bull Content Pool

27日土曜に行われたF1第4戦アゼルバイジャンGP予選を終えて、トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが一日を振り返り、決勝に向けての豊富と見通しを語った。

週末を通して3強チームに続くパフォーマンスを示していたクビアトは、予選の各ラウンドで順調にタイムを刻み最終Q3に進出。5番手を確保したレーシングポイントのセルジオ・ペレスに1000分の88秒差の6番手で予選を終えた。

Q2では軽くウォールをかすめる冷や汗もののシーンを演じたクビアトだが、半モナコと称されるドライバーズサーキットのバクーで好成績を残すためには「あのくらい肝が据わってなきゃ」と語った。

バクーでは壁をこすれる位に度胸が据わってなきゃダメ

ダニール・クビアト予選: 6位, FP3: 6位

Q3のラップはかなり良かったし、今日の予選は満足できる内容だった。ここはドライバーの勇敢さが試されるコースだから、良い走りができると大きな自信に繋がる。昨日は十分に走る時間が得られず、誰にとっても理想的な状況ではなかったけど、僕はそんなに多く走らなくても良いペースを掴めるタイプだから、そんなに影響はなかった。

序盤にウォールを軽くかすめたラップもあったけど、このサーキットはそれくらい度胸が座ってなければ良いタイムを刻む事は出来ないんだ。明日の決勝は長いレースになるだろうね。良い結果につなげるには全てを上手くまとめあげる必要があるけど、そのチャンスは十分にあると思ってる。何が起こるか全く予想がつかないレースになるだろうけど、冷静になって最善を尽くして戦うだけだ。


2度の赤旗遅延のグリッド争いを制したのはメルセデスAMGのバルテリ・ボッタス。ルイス・ハミルトンを抑えて今季2度目のポールポジションを獲得した。セカンドロウにはフェラーリのセバスチャン・ベッテルとレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが並んだ。

波乱必至の2019年F1第4戦アゼルバイジャングランプリ決勝レースは、日本時間4月28日(日)21時10分にブラックアウトを迎え、1周6,003mのバクー市街地コースを51周する事で勝敗を決する。

F1アゼルバイジャンGP特集

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