角田裕毅、苛立ち爆発「ここで話すつもりはない」ターン1のスナップで計測ラップが台無しに…Q3逃す
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アルファタウリの角田裕毅は7月8日(金)に行われたF1オーストリアGP予選で、Q3進出に足るポテンシャルをAT03に感じながらも、最終ラップのターン1でコース外に飛び出し、14番手でQ2敗退を喫した。無線で感情を爆発させた。
予選を終えてインタビューに応じた角田裕毅はあからさまに不満な表情を浮かべ、ターン1でのスナップには「背景」があるとして「本当に苛立たしいです」としながらも「ここでそれについて話すつもりはありません」と述べ、詳細な言及を避けた。
タイヤウォーマーに何らかの不具合が生じたのか、トラフィックに捕まったのか、詳細は不明だが、チーフ・レースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは「ユーキの準備ラップは計画通りにいかなかった」と説明しており、何らかの理由でタイヤの熱入れが不十分だったものとみられる。
タイヤが冷えていてスナップしてしまった
角田裕毅
予選: 14位 / FP1: 10位
今日の結果には本当にガッカリしています。クルマのバランスも、予選での進捗も良かったのですが、Q2の最後のアタックの際にタイヤが冷えていたためにターン1で大きくスナップしてしまい、ラップが台無しになってしまいました。
クルマのペースはかなり良く、Q3に進むチャンスはあったと思います。本当に残念です。
2022 F1オーストリアGP予選では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がシャルル・ルクレール(フェラーリ)を1000分の29秒差で退けポールポジションを獲得した。
2回目のフリー走行は日本時間7月9日(土)19時30分から、スプリントレースは同23時30分からレッドブル・リンクで開催される。